ニコン P900のケース用に、こういった物を買ってみたのだ…

その他

僕が勤務している塾には、専任の先生方の他に、外部からも様々な講師の方々が来ておられる。中には、参考書などを何冊もものしているような、受験界の有名人も何人かいらっしゃるのである。

先日、その内の一人の先生が急逝された。多分、70歳前後だったのだろうと思う。その先生は、主に高校3年生の英語を担当されていた。東大受験クラスなど、トップランクを受け持っておられたのである。
僕なんかは普段、小学生や中学生を担当しているので、その先生とは余り接点がなかった。ごくたまに、本部事務所の職員室でお見かけする程度だったのだ。

先週、その先生が嫌に四苦八苦しながら、教材プリントをコピーしておられた。珍しいことである。どこか体調でも悪いのかな、と思いつつ、その場に居合わせた僕は、先生を少しお手伝いした。
お年は幾分召しておられるけれども、いつもはコピーなど、さっとやってのけてしまう筈の先生なのである。その先生が教室へと急ぎ立ち去った後、漠然としたモヤモヤのようなものだけが、僕の中に残った。

そして、今週になって聞いた、逝去の報である。話によると、そのコピーの日の、翌日か2日後くらいの出来事だったらしい。発作を起こして倒れ、そのまま亡くなったのだそうだ。
今にして思えば、コピーのときから、何か体調がすぐれなかったのではなかろうか…。それを押して勤務しておられたのかもしれない。時あたかも、受験シーズン真っ只中なのである。

それで、何となく合点がいったことがある。先週の金曜日だったか、S先生という、これまた受験界では有名な英語の先生と、僕は塾の階段でばったりとお会いしたのだ。先達ての投稿に、そのことは少しだけ書いた。すらっとした実に好印象の人だった。
このS先生は、僕と同年代だけれども、受験参考書や一般書を既に数十冊も著しておられる。加えて、講義DVDも発売しているのだそうだ。僕は観たことがないけれども、TVにも出ておられるらしい。

そんな有名人のS先生が、何故突然、この塾に?と思った。塾内の他の先生たちの口からは、ずっと以前からS先生の名前が話題にのぼっていた。お知り合いだそうなのである。そうした繋がりはあったわけなのだ。
逝去された先生と、その直後に登場したS先生。ひょっとすると、このS先生が、後任として高校3年生のトップ受験クラスを担当されるようになるのではないか、と僕はそんな風に推測している。ただタイミングから、そのように思っただけなのだけれども。

ひとつひとつの出来事に、どのような意味があるのか何故なのか、ということは、すぐには分からないことが多い。ある程度の時間が経って俯瞰できるようになると、やっと推測が可能になる。それでも当たりとは限らない。
もっと時間が経って、幾つかの出来事の繋がりがよりはっきりとしてくると、確信に変わることがある。物事には、そんな変化があるようだ。植物が育って、蕾が花に、そして果実になっていくようなものである。僕は、その移ろいを興味深く観察している。


さて、トップの写真は、オレンジ色の枕…ではない。では、クッション?ある意味では正解であるw これは、「モジュールクッションボックスD」という。クッション性のある巾着袋なのだ。

これを、僕のカメラ、ニコン P900を入れておくのに使うことにした。当初は、ニコン純正のケースを買って使おうと思っていたのだけれども、色々なサイトを見てまわっているうちに、これに決めた。とても評判が良いのである。
それが先日届いたので、早速開封。ビニール袋に梱包された状態では、どう見ても小さな枕であるw 開封後の状態は、下のようになっている。両側にマジックテープの付いた間仕切りがふたつ附属しているのだ。

袋そのものの外観は、お弁当箱を入れておくための巾着袋によく似ている。うちの息子も、紺色のこういった袋にお弁当を入れて、毎日学校へ行っている。
紐のところにぶら下がっているカードによると、この袋の内寸は、245x165x95(mm)である。ちなみに、P900の外寸は、約139.5×103.2×137.4(mm)。P900の方が微妙に大きい箇所がある。入るだろうか?

付属品の、この2種類の間仕切りは、袋の内側に好きなように貼って使うことが出来る。僕は、ひとつを底面に貼って、カメラ本体を入れておく場所のクッション性強化に使った。もうひとつは、付属品スペースとの仕切りである。

上の写真のようにレイアウトした。この袋は、サイド4面にクッション性のある素材が使われている。その高さは16cmくらい。底面にも同様の素材が使われているけれども、薄いように感じるので、このようにしてみたのである。

では、カメラとACアダプターを入れる。カメラは、下の写真の様にレンズを上向きにした方が良いのか、それとも、逆にレンズを下向きにした方が良いのか、どちらがベターなのだろう?

上の写真を見てお分かりの様に、サイド(長辺)のクッションがたわんでくれて、少し大きめの寸法だったP900が上手く入ってくれた。外側から触ってみても、特に問題はなさそうである。この状態で使うことにした。

下の写真は、口の紐を締めたところ。まあ、この袋の弱点は、上からは無防備であるという点だ。蓋になるクッションが無いのである。ネットをざっと見たところ、中に畳んだタオルを入れて上からのクッションにしている人もいるらしい。

僕は、このクッションボックスを、先達てフリーマーケットで買ったオレンジ色のショルダーバッグに入れて、このニコン P900を持ち歩くのに使おうと思っている。同じ系統の色でお揃いなのだw
あと、カメラや付属品がどれもこれも黒いので、袋がオレンジ色だと、中身が良く映えるというか、目につきやすいのである。視認性が良い。

…というわけで、ニコン P900のケースには、この「モジュールクッションボックスD」を使うことにした。近く、出かける予定があるので、その際にも利用したいと思っている。

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僕の「モジュールクッションボックスD」は、オレンジ色ですが、他にグレー、ブラック、レッドがあります。寸法も、他に3種類(A、B、C)がある様です。用途に応じて選択してみては如何でしょうか…。

「ETSUMI インナーボックス モジュールクッションボックスD オレンジ E-6289」
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