今年は、ニコン P900を携えて、野鳥を撮りに出掛けた元日だったのだ…(その3)

お出かけ

元日に、大きな沼のある公園に行ったときのことについて、その3である。(その1はこちら、その2はこちら

この大きな沼のある公園で、いちばんよく見かけるのは、カモの類である。マガモやカルガモなど。他には、ハジロもいただろう、と思う。いずれも、水の上をスイスイと進んでいたり、岸に上がって歩いたりしている。
トップの写真は、その中の一羽。若いカモなのだけれども、浅瀬をテチテチとひょうきんに歩き回っていた。上のように、片足を上げたり、下のように背中をかいたり。何か、アニメのキャラクターのようでもあるw

実家で飼っていたニワトリもそうだったのだけれども、鳥の仕草というものは、じっと観察していると、なかなか面白いことが多い。きっと、見られているということを余り意識していないのだろう。そのまんま、好きなことをしている。
これが、いぬやねこになると、少し異なる。時折、人間が見ていることを察知するようである。ちゃんと、視線を感じているのだ。鳥の場合は、警戒心のあるときしか、視線を感じ取らないものらしい。僕は、そんな風に観察している。

上のように、産毛みたいな、まだ生え揃っていない羽毛の鳥もいた。後ろの毛がピンピンと立っている様子は、まるでヒヨコだ。可愛らしいものだ…。雛鳥なのだろうか?

上の写真は、マガモである。緑色の光沢のある頭の方はオス。その後ろにいる茶色っぽいのはメスだ。きっと、つがいなのだろう。旦那の方が前にいて、水をかきながら進んでいる。

そして、その後方にいたのが、行列になって進んでいた六羽のオナガガモ。きちんと一列に揃っている様子が、何とも可愛い。オスとメスが三羽ずつである。きっと、仲良しのきょうだいだなw 金色に映えるみなもが、眩しく見える。

あと、沼のそばにある立木の高い枝に、何かぶら下がっているのを(幾つか)見つけた。銀色の、小さな円筒形の器具である。大きさは極太のマジックペンくらい、と言えば良いだろうか?両側には、反射板がふたつ付いている。

本体には、英語で「Bird Killer」という表記や、メーカー名らしき名称が書いてある。それは、そのまま解釈すれば「鳥殺し器」という意味であろう。むむむ…いったい何だ、これは?。うーん、謎だ。
その場では分からなかったので、家に帰ってから、「バードキラー」でネット検索してみた。すると、Amazonで同様の物が見つかったのである。


「バードキラーネオ 2本組(強力磁気バリアで鳥害を防止)」

結論から言えば、鳥を追い払うための器具のようだ。中から磁気が出て、それを嫌った鳥が近寄らないようになる、というものらしい。わはは、全然、「Killer」じゃないじゃんw
これに限らず、意味不明の名称は、是非ともアルファベットを使って表記しないでおいて頂きたい、と僕なんかは常日頃感じるものである。とにかく、恥ずかしいのだw(…笑えるけど)わざわざ英語等の外国語ではなく、日本人(だけ)に向けた片仮名表記で十分だろうに。

まあ、きっと、人が立木のそばに立っている間に、枝にとまった鳥が落し物をしないように、という目的でこの枝に取り付けられたのでしょう、と想像する。誰が付けたのかは知らないけれども。

さてさて、前々回の投稿で登場したユリカモメ、先程は沼に挿さっていた鉄パイプにしがみ付くようにしてとまっていた。しかし、今度は颯爽と、沼の上空を旋回飛行し始めたのである。

これが格好良かったのだ。しかし、方向自在、且つ速度がある。レンズを向けて追いかけようにも、ズームをかけた上でフォーカスまで合わせて撮るのは、なかなか至難の技だった。動物写真家の皆さんを、本当に尊敬してしまう…。
そんな中で、どうにかピントも構図も合ったのは、上の一枚である。ベンチに座るカップルの頭上(ここに掲載した写真では割愛)を、サーっと通り過ぎていった。おふたりは気付いたのか、どうか。

さて、このときであった。遥か上空には、ジェット旅客機が轟音を立てて通過せんとしていたのである。日中ではやや珍しい、東行きだ。中国あたりを出発した、米国行きの便だろう。
飛行機雲を短く吐き出しながら飛ぶその姿を撮ろうと、レンズの望遠ボタンを更に押した瞬間!何と、バッテリー切れになった…。嗚呼、あの機体も撮っておきたかったのに、僕はただ呆然と旅客機を見送るしかなかったのであるw

うーん、今度、互換バッテリーでもいいので、予備を買って持ち歩くようにしよう。でもまあ、今回はこれだけ沢山の鳥たちなどを撮影できたのだ。それに加えて、珍しそうな機体まで撮るのは欲張りというものだろう。
そんなことをつらつらと考えつつ、僕は自転車に乗って、家路についたのである。いま帰れば、息子のアルバイト後の帰宅よりも、僕が先に到着できるだろう。丁度いいのだ、これで…。よし、きっとまた、この公園に来よう。

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ニコン P900用の互換バッテリーは、純正バッテリー1個分のお値段の半分以下で、2個セット+充電器というお買い得ぶり。レビューを見ても、そんなに悪くはなさそうなので、折を見て買ってみるかなあ。ものは試しということで。

「DSTE® アクセサリーキット Nikon EN-EL23 互換
カメラ バッテリー 2個+充電器キット
対応機種 Coolpix P600 P610 S810C P900 P900S」
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