やや季節外れ(?)の打ち上げ花火を見に行ってきたのだ…(下)

お出かけ

前回のつづき。先達て開催された、ちょっと季節外れ(?)の打ち上げ花火である。

ニコン P900には、打ち上げ花火撮影用の便利な撮影モードが備わっている。それを選ぶと、自動的にシャッタースピードは4秒になり、絞りは8.0に設定される。
すると、あとはP900を三脚に据え、上空の花火にレンズを向けてシャッターボタンをタイミング良く押せば良い。そんなかしこい機能である。以前の投稿で、その撮影モードを利用して撮った写真を載せたことがあった。

しかし、今回の花火大会では、やや風が強かったために、空中で花火の火が流れて行ってしまう。4秒もシャッターを開けていたら、きっと花火がびろーんと伸びたような写真になっていたかも知れない。
前回の投稿でも書いたように、2秒でもちょっと長いかな、という感じだった。従って、今回の花火大会では、「シャッタースピード優先モード」を使い、主に1秒で設定して撮影していったのである。

それでも、花火の種類によっては、上のように風に流されたように写ることがあった。まあ、これはこれで、すすきの穂のようで綺麗かも知れない。

あとは、これも風に影響された一例なのだろうか?花火の火が何だか、ジグザグに飛んでいるように見えるw それとも、こういった種類の花火?面白い現象だ。

あとは、真ん中に星形の閃光が写ったもの。以前、打ち上げ花火撮影用のモードで撮影したときにも、こういった星形が多数写った写真が出来たことがあった。その撮影モード特有の写り方なのかな?と思ったものだ。
でも、今回はそのモードを使わなかったので、きっとP900の撮影モードに応じて写るのではなく、花火の種類によるということなのだろう。つまり、これは、星形に弾けて光る花火だったのだ。目視では、なかなか分からないことだけれども…。

こうして、三脚の前に立って花火を眺めながら撮影している間にも、やや冷たい風がときおり人波を吹き抜けていく。寒くなって来たなあ早く終わらないかなあ…という気分と、もうちょっと観ていたいなあ…という思いと半々だったのであるw

そして、予定の時刻を約30分遅れて、この花火大会は終了した。実質的に始まったのが午後7時頃だったので、約1時間の打ち上げであった。
同じく季節外れの花火大会だったけれども、昨年の10月に観た大会の方が盛り上がっていたように思う。あれは、秋だったから良かったのだろうか?やはり、打ち上げ花火はやっぱり夏か、さもなくば秋が似合っているのかも知れないなあ。

最後の一枚は、帰りがけに撮影した、雲から漏れ出づる月の光。丁度良い頃合いに昇ってくる筈のこの月を、出来れば花火の背景に入れたかったのだけれども、とうとう現れて来なかった。これが少し、心残りであった…。

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下は、井上陽水氏の歌詞を英訳した詞集。訳者は米国出身の日本文学者、ロバート・キャンベル氏です。あのイメージ豊かで不思議な世界観の数々をどのようにして英語にしていったのか、とても興味があります。僕は逆に、英語の歌詞を日本語にして、このブログに時折載せていますが、ひょっとするとこの本から得られるものが多いのかも、と期待しています。いつか手に取って読んでみたいと思っています…。

ロバート・キャンベル 著『井上陽水英訳詞集』
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