息子が帰省して、大学入学記念の銀の懐中時計を開封したのだ…

宇宙・天体

先達ての火曜日のことになるけれども、この日の朝の日の出の景色は実に凄まじかった。午前4時半頃、中層雲を朝陽が下から炙るように照らし出していたのである。
それは、まるで赤やオレンジやピンクの油絵の具を壮大な白いキャンバスの上に濃く散らしたようだった。よほど写真に撮りたかったのだけれども、僕は通勤途上なのでカメラを持ち合わせておらず、結局それは叶わなかった…。

それから、午前5時近くになると、その陽光によって雲の色が暖色から一気に金色へと変わっていったのだ。それは劇的な変貌だった。やはり、カメラを取りに戻って撮影すれば良かったかも…と感じたものだ。正に、一期一会の絶景であった…。

そして、翌朝の午前4時半より少し前の朝焼け。それが、トップの写真である。日の出まであと25分くらいだろうか。仕事に行く前に、取り急ぎ撮った。

まあこれも、十分綺麗に見えるのだけれども、上に書いたように、前日の朝陽の様子は実に絵画的でもっと素晴らしかったのだ。そこで、この朝も期待をしたのだけれども。
この日の朝は雲が少ない分だけ、どうしてもあのときの再現性には欠ける。やはり、あれはそういつも見られるものではなかったのだろう。では、せめて脳裏に深く刻みつけておくことにするか…と思ったのだった。


さて、大学生の息子がきのう帰省して来た。…と言っても、下宿先は僕の実家なのだ。僕にとっては、あちらに行く方が帰省に当たるわけだけれども、息子にとっては、こちらに来るのが帰省?何だかヤヤコシイ話であるw

息子は、大学の前期試験が終わって漸く夏休みになった。ここまでの勉強の日々は、さぞや大変だっただろう、と思う。でもまあ、髪の毛がボサボサに伸びた以外はw、元気そうで何よりだ。
あちらは、日中は暑いそうだけれども、夜になると涼しく、朝は場合によっては肌寒く感じることもあるようだ。夜になってもちっとも涼しくならないこちらの方と比べるに、それは羨ましい限りである。

さて、息子が帰ってきたので、大学生協から先月届いた、入学記念の銀時計(SV 925)を開封した。息子が「夏休みになるまで待って」と連絡して来ていたので、包みを開けずに置いておいたのである。

段ボール箱を開けると、プチプチのシートに包まれている。更に、その中で丁寧にラッピングされていた。ちなみに、2万円くらいする懐中時計なのである。僕が愛用するソーラー電波の腕時計が2〜3個買えるお値段だw

このラッピングから先は、息子が開けた。開封の儀であるw 包みのセロハンテープを綺麗に剥がして開け、中からケースをそっと取り出していた。僕に似たのか(?)、几帳面である。

時計の直径は4cmくらいだろうか。息子は、思っていたよりもちょっと小さかった、と言っていた。多分、5〜6cmくらいのものをイメージしていたのだろう。
この裏面には、大学名や氏名、年度などの刻印が施してある。これは一生の記念になりそうだ。良いなあ…。僕もこんなのが欲しかったぞw(無かったけれども)

上の写真は、ゆうべの月。上弦の半月である筈が、西方に傾く頃には雲に殆ど隠れてしまっていた。そこを何とか手持ちで撮ったのである。欠け際に少しだけクレーターが垣間見えている。こうして見ると、立体的な雲の波が実に良い具合だったなあ、と思う。

ちなみに、きのう8月8日は立秋だった。そうか、暦ではもう秋かw あと、台湾ではこの日が父の日なのだそうである。多分、8の発音とお父さんを意味する「爸」の発音が一応同じ(四声は異なるけれども)だからなのだろうなあ、という気がする。

では、皆さま、暑いさなかではありますが、良い週末をお過ごしくださいませ…。

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最近、ホーキング博士の本を幾つか読んでいます。その中で、下の書籍は博士の語録としてとても読みやすくてオススメですね…。実は、大学で物理学を専攻している息子にも勧めたのですが、普段からあまり本を読まないせいか、どうもまだ手が伸びていないようですw スマホの画面なんか眺めているくらいならば、この天才の言葉に耳を傾ければ良いのに、と思うんですけれども…(苦笑。

『ホーキング 未来を拓く101の言葉』
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