皆さま、新年あけまして、おめでとうございます! 今年も当ブログを何卒宜しくお願い申し上げます。
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さて、僕は大晦日も勉強に明け暮れた。この日から、英検1級の過去問を毎日解くことにしたのである。久しぶりに取り組むそれはやや難解に感じられた。リーディングパートは今のところ75%以上の正解率。これをもっと伸ばして、他のパートも強化していくつもりなのである。
そして、夜からは例年同様、NHKのEテレでクラシック音楽の番組を鑑賞。ベートーヴェンの第9交響曲は毎年のことだから特に観なくても良いかな…と思いつつも結局、全部を通して視聴しまったのであったw やっぱりこれ、年の瀬の風物なんですよね…。
一方で、家族は皆、裏の歌合戦番組を観たがるので、そちらは別室(?)でご鑑賞。つまり、大晦日は二手に分かれるのである。ちなみに、僕は普段はTVを殆ど年末年始にしか観ない。…というか、観るべきものがほぼその時期にしかないのだ。少し例外はあるけど。
そんなわけで、これも毎年の通り、獺祭を開けて賞味しつつ、かに鍋を食した。昨年と同じく、獺祭はスパークリングである。銀座にある蔵元直営店へ12月に行くも手頃なものが売り切れで結局、市内のスーパーでこれを購入したのであった。
しかし、このスパークリングは美味い!まるで、お米で作ったワインといった感じで、とにかくシルキーで優しい味わいなのである。すいすいとグラスが進み、気づくとボトルの半分ほど飲んでしまっていた。量にして2合ほどであろうか。ちょっと酔った…。
さて、TVはNHKから民放へと切り替え、ジルベスターコンサートを観る(毎年、このふたつの番組の時間が15分ほど被るのだ。何とかして…)。こちらはクラシック音楽のカウントダウンである。鈴木優人さんのタクトとオケやソリストの演奏が実に素晴らしかった。
こうして毎年、大好きな音楽の名演に浸り、幸福感と満足も味わいつつ、僕は新年を迎えるのだ。我ながら、とても良い年末ルーティンを設定したものだと思う。きっと、2023年もアッという間に過ぎ行くのだ。同じこの日は、もうすぐそこにあるのだろう…。
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そして、夜が明け、午前6時半過ぎに起床。初日の出を撮影するためである。大晦日の朝は幾分曇り気味で、もし元旦も同じ調子であったら、これは日の出が撮れないなあ、と思っていたけれども全くの杞憂であった。ちゃーんと晴れたのであった。
早速、ニコン P900を手にベランダへ。陽はまだ見えなかったけれども、空は既に明るい。ものの3分と経たないうちに、黄色い陽射しが眩しく目に入って来たのであった。僕はP900を構えた。
桜並木の枝の向こうを、太陽が徐々に昇ってゆく。望遠レンズ越しには、まるで生たまごの黄身がプルルンと揺れているようにも感じられる、そんな初日の出なのである。如何にも美味しそうなのだw
ファインダーの中では、刹那の度に太陽が上へ上へと昇りゆく様が見て取れた。それが、いよいよ新たな年が始まるのだといった実感を喚起させる。僕が毎年、こうして初日の出を観察して撮影するのは、そのことを1月1日の朝に確認するためなのかも知れない。
さて、家族は、その1時間くらい後にようよう起きた。それまで僕はコーヒーを飲みながら、何枚もの写真から4〜5枚を選び、ひと言キャプションを添えてSNSにアップしていた。これもまた、例年のルーティンである。
それから、皆でちょっと遅い朝ご飯だ。かみさんが昨夜までに作っておいた御節を賞味。うちは毎年ずっと、子供たちへのお年玉は、その年を金額としていた。でも、今年は2023円ではなかったようだ。僕が準備するわけではないので、よく知らないけれども…。
(斯様の通り、手作りの質素な御節で御座います…)
僕は今朝もまた、スキニーなグラスで2杯ほど獺祭スパークリングを飲んだ。ちょっとだけ酔ってしまったので(今もw)、英検1級の勉強は午後からとしようか。また今年も学ぶことの多い、実りのある一年になると幸いだな、と念じつつ…。
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下のリンクは、先日図書館で借りた本。ネット情報か何かで知った一冊だと思うのですが、数ヶ月間の順番待ちのうちに、読むことになったきっかけについてはすっかり忘れましたw
書名や表紙を見る限りでは、若い女子向けの自己啓発本かな?という気がしないでもないのですが、さにあらず。中身は、優しい言葉で綴られながらも、結構本質を突いたアドバイスに溢れています。Amazonのレビューで「50代の自分にもとても役立つ一冊でした」とあるように、世代を超えて共感できる内容なのです。
秀逸なのは、各章の扉にテーマとなる質問とその回答が手短に記されていることです。ちょっと例を挙げてみましょう。「どうすれば自分を変えられる? 全力で失敗することさ」「一番怖い言葉って何だろう? 『私は間違っていない』だね」「自分の存在価値って何だろう? ないよ。単体ではね」「もっと心が強ければ…。 強弱ではなく、柔らかくすればいいんだよ」などなど。ほら、本文が読みたくなってきたでしょう? 年の初めこの一冊を読めば、心を新たに2023年をスタート出来ることでしょう…。おすすめです!
馬場啓介 著『迷ったら、自分を好きでいられるほうを選べばいい』
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