今年も花園にパンジーやビオラを植えるべく、お店に向かった。すると、そこで僕が見たものは!なのだ…

ねこ

トップの写真は、先達て実家へ車で行く途中、高速道路のSAで購入したお菓子。主に仕事場の人たちへのお土産にするために買った。

ご当地カントリーマアムは、僕にとってもう定番のようなもので、これを選ぶのは3度目になるだろうか。お一人様ひとつで配るのだけれども、りんご味とぶどう味の2種類あるので、貰う側にとっても選択の余地があるのは楽しいだろうと思っている。
あと、その手間に写っている、ねこのイラストが描いてあるものは、、今回初めて買ってみたクッキーだ。単なる四角い紙箱(ねこの色違いで何種類かある)に、ねこの顔の部分がポップアップしているようなデザインになっていて、つい「箱買い」してしまったw

開けてみると、紙箱の内蓋にねこの手が描いてあって、上の写真のように「サッ」となるのだ。面白いギミックだなw ますます気に入ったw しかも、個包装で8個入っているクッキーは、ねこの形にミシン線が打ってあり、その形に割って食べるようになっているのだ。
では、仕事場で配り終えた後、残ったひとつで挑戦してみた。個包装を開封し、線の通りに注意深く割っていく。うっかり耳の部分が欠けてしまわないよう、慎重に…。これがなかなか難しいのである。力加減の調節が必要だ。でも楽しいw

それで、出来上がった僕のねこクッキーが上の写真。まあ綺麗に割ることが出来たのでは?ちなみに、紙箱には簡単な説明がイラスト付きで描いてあるのだけれども、実際に試してみると案外と難しいことに気付くのだ。
仕事場の人や娘にも「上手く出来た?」と訊いてみたところ、皆んな口を揃えて「結構難しかった」と微笑みながら言う。それでスマホで撮った写真を見せてくれた。その形は十人十色。やはり、このクッキーを楽しんでおられるようであった。

ちなみに、上は裏面を撮ったもの。このとき、クッキーの破片や粉でテーブルが散らかってしまった。しかし仕事場の人(中国人)は流石に賢く、個包装を開封する前にねこの形に割った、と言っていた。なるほど、そのようにすれば良いのだ!と僕は思わず膝を打った。
そのことは紙箱に書いてある説明の中では言及していなかったので、是非とも追記して貰えるようメーカーにお願いしてみよう。これは決して苦情などの類ではなく、多くの人にこのクッキーを一層楽しんで頂けるようにするための前向きな提案である。

そうすれば、「これ楽しいけどテーブルが散らかるからねえ、もう買うのやめとこ…」といったようなことにはならないだろうと思うのだ。今回僕が配った4〜5名の中で、この手法に気づいたのはおひとりだけだったので、一種の盲点なのかも知れないとも思う。
紙箱のデザインや仕掛けも含めて、このねこクッキーは実に楽しい商品だ。今後も長く発売し続けて欲しいので、コンスタントに売り上げを維持すべく、消費者の側からも一定のサポートは必要かも知れない。そんなことを思ったのであった…。


(上は、紙箱に印刷されている食べ方の説明。「個包装を開封する前にお楽しみ下さい」のように書いてあれば尚良いだろうと思う)


さて、気がつくともう12月になっていた。毎年のことながら、1年はアッと言う間である。Time flies、光陰矢の如し、ジャネーの法則などなど…。今冬は、ちいーの花園にまだお花を植えていなかったので、遅ればせながら先週の日曜日に花屋さんへ足を運んだ。

毎年この時期になると行く、花を割と安く売っている店だ。老夫婦が営んでいて、丁度ふたりでお昼ご飯を食べているときや、韓流ドラマをTVで観ているときにお金を払おうとすると「ちょっと待っててね」と言われてしまう、ざっくばらんとした雰囲気なのだw
今年もいそいそと向かうと、歩道にはみ出るようにして並んでいる数々の花たちが見えてこない。あれ?この辺りの筈だったのになあ…と思いつつ見渡すと、何と!花屋だった平屋の建物がもぬけの殻となっていたのだ。つまり、閉店して既に引き払っていたのであった。

サッシのガラス越しに見える風景は、まるで引っ越したばかりのアパートの一室のように昼下がりの陽光で黄色く、多数の花が置かれていたコンクリートの土間や、老夫婦が佇んでいた部屋が無言の虚空となって静かに、ただ僕の目に映っていた。
その左側には以前であれば見えなかった水道やガス台がある。キッチンが設えられていたのだ。部屋にはもうTVもテーブルもなく、古びた畳だけが6畳分、敷き詰められていた。その向こうには小さな窓がある。陽はそこから入っていた。

僕は自転車から降りてUターンさせ、別の花屋さんを頭の中で検索していた。少し先に、割と新しめの店があった筈だ。でも、やっていたり休んでいたりするので、どうかな?とも考えた。取り敢えず向かってみた。あの老夫婦は今どうしているのかな、と思いながら。
もうひとつの店は割と変形した敷地の中に様々な種類の花を並べて営業していた。店主と思しき男性がバケツを手に歩き回っている。何かの作業中なのだろう。僕は自転車を停めると、目が合ったその人に一言あいさつをした。それから花を選んだ。

目当てはやはり毎年買っているパンジーやビオラだ。一株130円の値段が付いている。あちらの店ではやや小ぶりではあったけれども、5株で500円だった。やはり向こうの方が安かったのだなと考えた。あの夫婦はもう亡くなったのだろうか…。ふと頭をよぎる。
花びらの色や模様が幾つもある中で、例年のように黄色や紫系のものを中心に選んだ。真っ白なパンジーも良いなという気がしたけれども、ビオラも含めて今回は3株だけ買うつもりなので選から漏れてしまった。みっつを両手で抱えるようにして持ち、店主に渡した。

きっと、来年からもこの店で買うことになるのだろう。店の男性は、僕が用意してきたレジ袋へ、花を丁寧に入れて手渡してくれた。帰宅すると、この日は薄暗くなってきてしまったので、後日ちいーの園に植え替えた。

柵の中は、自生しているカラスノエンドウが根を張って少し花を咲かせてしまっているので、それらを避けるようにして植えた。やはり、今年は3株で十分であった。天ぷら鍋の廃油が出たところだったので土に混ぜてみたのだけれども、肥料になってくれるだろうか。

今は植え替えてから10日ほど経ったけれども、元気に花を咲かせている。パンジーやビオラは、冬の間の寒いときも雪が降るときも枯れずにずっと咲いている。生命力の強い植物だなあ、と僕は毎年感心して見ている。
そして、春を過ぎると少しずつ花の数が減り、いつの間にか何もなくなるのだ。これが、桜のようなパッと咲いてサーっと散っていく花とはまた異なった魅力を感じるのである。ちいーにはパンジーやビオラがお似合いかも知れない。そんな気もするのであった…。

……
先日、ある通販のバナー広告に下のような昭和デザインのラジカセの写真が表示されていました。試しにクリックしてみると、昔の商品ではなく割と最近発売された機種であることが分かりました。ブランド名はORION。1970〜80年代のオーディオビジュアル系のユーザーにとっては懐かしい名称でしょう。発売元はドウシシャです。様々な生活用品を販売している企業のひとつですね。多分、この会社がORIONブランドを引き継いだのかも知れません。
さて、このラジカセの仕様は、AMとFM(ワイドバンド)のラジオに、勿論カセットテープの再生と録音。電源はACと乾電池の2way。それから、USBやマイクロSDでMP3の再生や録音も出来て、Bluetooth接続の受信も出来るようです。つまり、昭和ラジカセとしての基本的な機能を持ちつつ、現代的な利用にも一応対応しているということなのでしょう。あと、LEDによるレベルインジケーター付き。その形が丸いのが個人的には今ひとつですが(丸いと電気工作キットみたいに見えてしまうw)、もし四角ければ更に80年代の雰囲気が出ていたのかも、と感じます。
いずれにしても、この実にレトロな雰囲気を醸し出しているデザインや佇まいは秀逸ですね。これを窓辺に置いてテクノポップとかシティポップスとか鳴らしてみたら最高かも…。ついそんな想像をしてしまいます。クリスマスプレゼントにリクエストしてみようかな⁉︎

「ORION Bluethooth搭載ラジカセ SCR-B5 ワイドFM対応 LEDレベルメーター採用」
……

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