マグカップの誕生日プレゼントと、懐かしき人からの返信と…

その他

先達て、中3の娘と図書館へ行った。娘が休みの日には、こうして一緒に図書館へ行くことが多い。

その際、ついでに、ある店に立ち寄って、少々の買い物もしたのである。そのとき、娘が白い無地のマグカップを買った。何に使うの?と僕が訊いたら、「ママに誕生日プレゼント」と言う。「ちょっと何か描いて渡そうと思って」とも。

娘は、それこそ、幼稚園生くらいの頃から、お絵かきが好きな子供だった。ただ、僕が覚えているのは、小学校6年生くらいまでのことで、それ以降は、どんな作風で絵を描いているのか、余りよく知らない。

娘は帰宅後、黒のサインペンを使って、そのマグカップにスルスルと絵を描き始めたのである。全く下書きなしで描き、修正もしなかった。その辺りは、実に大したものである。

それで、出来上がったのが、トップの写真のマグカップだ。この絵の人物ふたりは、僕とかみさんを表しているのかと思いきや、実は、かみさん(左側)と娘(右側)なのだそうであるw そう言われると、なるほどよく似ているw

あと、カップの反対側にも、内側の底にも、絵が描いてある。かみさんは、このカップを貰ってたいそう喜んでいた。きっと、かみさんも、娘がここまで上手に絵を描けるとは思っていなかったのかも知れない。

でも、この絵を描いた後は、カップの表面にコーティング処理などをしていない。よって、飲み物の種類によっては、内側の絵が溶けて消えてしまうかも知れないし、外側の絵も洗剤で洗ったりしているうちに、徐々に落ちていってしまうかも知れない。
後日、僕がそう言ったら、このマグカップは、かみさんの部屋に置いて飾っておくことになった。当の娘は、「このまま埃をかぶりそう」とやや不満げである。でも、絵が消えてしまうよりは、よろしいんじゃないでしょうか…。

まあ、何か方法を考えて、上手いコーティング処理を施してみようか。でも、そんなこと出来るのだろうか?調べてみよう…。

下の写真は、知り合いから、やはりかみさんへの誕生日プレゼントとして頂いた、コストコのチーズタルト。彼らがたまたま、コストコへ買い出しに行ってくる、と言うので、チキン1羽分などを頼んでおいたら、何とサプライズ(?)で、これを買ってきてくれたのである。
直径は40cmくらいあるだろうか。結構大きくて、食べ応えがある。コッテリはしているけれども、しつこい程でもない。甘さもあるけれども、僕は大丈夫。美味しくいただきました。

さて、前回の投稿に書いた、マレーシアのYさんだけれども、僕の返信に対する、彼からの返事が届いた。

彼は今、マレーシアの港湾を管理する企業で、かなりの上役に就いている、とのことだった。流石、順調な出世ぶりである。しかし、その一方で、奥さんとは離婚のための調停中とも。

僕の見た限りでは、マレーシアの人たちはみな明るく、日本人よりも実に自由に楽しく人生を謳歌しているように見える。でも、内実はこうして、離婚というケースがままあるものなのだ。
Yさんが僕の仕事のカウンターパートだった頃、彼の上司にMさんという人がいた。Mさんは、歳が60近かったのだけれども、若い奥さんと小さな子供がいた。当時、現地での食事会に、Mさんがよく連れて来ていたのである。

そのとき僕がYさんに、「Mさんの子供は、まだ小さいんだね」と、そっと言うと、Yさんは、「彼はdivorce(ディヴォースィ、離婚経験者のこと)だから…」と囁いたのである。最初の奥さんとの子供たちは、もう随分と大きいのだとも言っていた。まあ、そうであろう。
その頃、Yさんはまだ結婚して数年で、娘さんも小さかった。息子さんはまだ生まれていなかった(僕は、Yさんの息子さんの方には会ったことがない)。よもや、今度は自分が10数年後に…とは全く思わなかっただろうに。人生の縁とは、全く異なものである…。

そういえば、仏教の敬虔な信仰を持つYさんは、娘さんに「菩提」を意味する名前を付けた。幼い頃の姿しか見たことはなかったけれども、元気で利発そうな子だった。今後、どちらが子供たちを育てることになるのだろうか。
Yさんからのメールを読んで、ふと、そんなことも思った。今日は、だいぶ涼しくなりそうな1日だ。しかし、ほぼ赤道直下のマレーシアは、いつも陽射しが強く、暑い国なのである。

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