夢をみた。寅さんがいて、清原氏がいた。そして、スイートルームに泊まるという…

その他

今朝も、いつも通り4時過ぎに起きた。そして、午前中の仕事に、自転車で向かうのである。

僕は、この仕事に従事しているお陰で、スポーツというものを一切やらずに済んでいる。数時間ラジオ体操のような運動をし続ける、といったような軽作業(?)の仕事なので、1日の運動量がこれで事足りるのである。しかも当然ながら、金銭的な持ち出しは一切なく、ただ実入りだけがあるのだ。一石二鳥である。
加えて、塾の仕事も含めて、普段自転車で通勤しているので、その分もまた運動になっている。雨などが降って車に切り替えない限りは、往復で1日30kmくらい走っている。電動アシスト自転車なので、エアロバイクを漕いでいるようなものだw

だから、市中でジョギングなどに、暗いうちから(または、暗くなるまで)取り組んで走っている方たちを見ると、何だか不自由な生活を送っておられるようだなあ、と内心そう感じてしまう。
仕事の前、もしくは終えた後で、そのようにわざわざ運動をするための時間を割かなくとも、もし可能であれば、通勤の一部または全部を自分の足か自転車で走れば良いのに、と考えるのだ。これも一石二鳥ではないか、という気がする。

僕の知り合いには、実際に仕事場まで走って通っている人がいる、多分、片道で10kmくらいはあるだろう。夏でも冬でも、一年中のようである。いつも見かけるからだ。彼は、それを10年近くも続けている。


トップの写真は、オリオン座とシリウス。手元の星座表アプリのスクリーンショットである。今朝、4時半くらいに、これと同じ夜空を見たのである。

昨日までずっと雨降りだったので、空気が天高く浄化されたのだろうか、実に視界明瞭な満天の星空であった。クリアな夜空だったのである。月は…と言えば、上限の暁月が、明けの明星を従えて昇りつつあったところだった。あと2~3日で新月だろう。

よって、昨晩は、月の光に遮られることなく、星の瞬きを存分に堪能できる夜だったのである。夜明けまであと1時間あまりとなって、僕はようやく気付いたのだった。
仕事に出かける前だったので、撮影する暇もなく、こうして後になって星座表アプリで振り返って見たのだ。加えて、オリオン座の先には、プレアデス星団がぼんやりと見えたのを覚えている。

これも、星座表アプリからのスクリーンショット。大きな望遠鏡などで観ると、このようにプレアデス星団がガスを纏っているのを観察できる。この星団は、僕が小学生の頃からの、憧れの天体のひとつなのだ。
その当時、理科の教科書で、これとよく似たカラー写真を見たのである。元来、青色が好きだったので、何と綺麗なことだろう、と魅了された。勿論、肉眼ではここまではっきりと観ることは出来ない。残念なことである…。


さて、昨晩は、不思議な夢を見た。

夢とは、脳内に残っている記憶の整理のために見る、という説を聞いたことがある。そのせいだろうか、いつも断片的で、何処か脈絡がないものだ。今回も、そうだったのだ。

僕は、『男はつらいよ』のロケ現場にいた。見学をしていたのであろう。その場所とは、川の堤防が高くなったような、崖のようなところだったのである。
そこを、天秤棒を担いだような格好の寅さんが、ジャッキー・チェンよろしく、ゴロゴロと転がり落ちるのである。怪我をするのではないか、とハラハラする…。

すると、一気に場面が変わって、健康ランドか何かの貸切部屋の、宴会場に僕はいた。お膳が部屋の中に並べられており、前の方にはカラオケの装置も置いてある。
僕はそこで、自分の体の軟らかさを披露していたのだ。僕は実際に、体が軟らかい方なのである。前屈などをやって見せて、拍手されているw そこに現れたのが、元プロ野球選手の清原氏である。

清原氏は、「じゃあ、俺も」と言って、僕と一緒に股割りをやり始める。どちらが柔軟な体なのか、競争なのだw 「うわあ、軟らかーい」などという歓声が聞こえてきた…。

また場面が変わる。今度は、下町の外れ。僕は、家族や幼馴染たちと道を歩いている。幼馴染は、もう彼此20年以上も会っていない、ヤックンとサンペのふたりである。彼らは、その当時の子供の姿のままだ。
どうやら、そのふたりが学校を受験するというので、前の日に現地入りし、ホテルで一泊ということになっているようだ。その宿泊先に向けて歩いている。

スマホかタブレットの地図を見ながら、そのホテルを探す。そして、ようやく入り口を見つけて中に入ったのだ。チェックインをしようとすると、宿の人は、ふたりがまだ子供なので宿泊費を負けてくれる、と言う。「やったあ、ラッキー」という声が背後から聞こえた。
エレベーターで上階に上がった。部屋の中に案内されると、そこは広く豪華な一室であった。まるでスイートルームである。まずリビングルームや応接間があり、ひと続きで奥にはベッドが並んでいる。その横にはダイニングも設けられていた。バーカウンターまであるw

取り分け、僕の目を惹いたのは、部屋のいちばん奥の方にピアノがあったことだ。只のピアノではないようである。200年くらい前に作られたような、ヨーロッパ風の木目のピアノである。ブロードウッドか、プレイエルかといった感じだ。


(ブロードウッドのピアノ。出典:Wikipedia「ジョン・ブロードウッド」)

それだけでも珍しいのに、そのピアノの蓋をあけると、何と鍵盤までもが木目であった。つまり、何から何まで総木目のピアノなのだ。まず有り得ないことである。もう僕は嬉しくなって、即興でそのピアノを弾き始めた…。

…と、いちばん気分の良いところで、目が覚めてしまったのだった…。外で何か物音が聞こえたからだ。もう少しこの夢を堪能しておきたかったのに、全くとんだ邪魔が入ったものであるw

時計を見ると、そろそろ起床の時刻だ。じゃあ、起きるとするか…。僕は早速、着替えて、朝の仕事に行く準備をする。
外に出て、ふと清浄なる夜空を見上げると、雄大なオリオン座、そしてシリウスとプレアデス星団が目に入ってきたのだった…。

…..

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