(トップの写真は、先達て近所で撮った、早咲きの桜)
先週、娘の高校入試があった。娘は、この試験の出来に自信がないと言っていた。そして先日、その合格発表があったのである。
話は合格発表の前の晩に遡る。かみさんが夢を見たのだそうだ。その中では、昭和天皇のご一行が、何処かの山で登山をされていた。
それから、至尊は登山の途中に何と突然、崖から飛び降りようとなさったのだと言う。近くにいたかみさんは、すんでのところで腕を掴んで、落ちそうだったところを助け上げたのだそうだ。
翌朝、かみさんは僕と娘に言った。「落ちそうだったところを助けるという夢を見たのだから、これはきっと、落ちていない、つまり合格だということだよ」と。僕は、ホンマかいなと思った。
それから、その日の午前中に、娘はかみさんと合格発表を見に高校まで出掛けた。ところが何とまあ、本当に受かっていたのである。自己採点の点数では、かなり危うい感じだったのだけれども、何かが幸いした結果なのだろう。
娘は、この高校を見学に行った際、剣道部をとても気に入った。顧問の先生にも気に入られたようである。だから、希望が叶って何よりだ。県立高校なので、入学金や学費などの費用も割とかからずに済みそうだ。
一方で、高2の息子は、先達て受けたK塾の記述模試の結果が返ってきた。まあ相変わらずと言うべきか、化学や物理は校内で1位と2位の出来だ。
こちらは、東大京大や早慶に毎年何十人も合格者を出す高校である。そういった大学を志望している他の生徒たちを軽々(?)飛び越しているのは、実に結構なことだと思う。
息子もそろそろ、大学の志望を具体的に固めたらどうだろうか、と感じるのだけれども…。やっぱり、都内のあそこが良いのではないかねえ…?と僕なぞは考えているのである。
…
上は、今朝の月。午前5時25分に撮った。日の出の35分前である。ちょうど半月の月齢だろうと思う。
未だ明け染めぬ夜空は、昨夜からの雨により依然厚い雲に覆われていた。しかし時折、それが切れる瞬間がある。そこを捉えた。
この後また、西から東へゆっくりと流れる雨雲の塊に、月はすっぽりと覆われ、もう再び姿を現わすことはなかった。そのまま夜が明けたのである。
前回書いたように、本当は、半月と、その下に今夜ちょうど位置する火星、左に土星、右に木星、という構図を撮っておきたかったのだ。でも、それらは遂に見えないままとなった。今夜か明朝に、また狙ってみようか、と思っている。
そして、下の写真は、日中の太陽。朝の時間同様、雲がやや厚い。その合間を太陽が縫うようにして、時折顔を覗かせている。
何だか、黒いような、白いような、青いような、不気味な感じがする空の模様であった。でも、それもまた興趣。このあと、雲はすっかりと消えて、快晴となっていったのである。
その間、僕はうさぎをまた外に出してやり、うさんぽをさせていた。天気が良くて、時間があれば、こうして外で遊ばせてやるのだけれども、うさぎもこのことを覚えてきたのか、僕の姿を見ると期待するようになってきたようだ。
ダンボール箱の中で立ち上がって、身を乗り出すのである。そんな風にして、出して出して…と、アピールする。そして、うさんぽが終わって、うさぎを箱の中に戻すのが一苦労だったのだ。
ちょっとした追いかけっこである。うさぎはピョンピョンとすばしっこく逃げる。僕は、それを追う。うさぎには急旋回など、お手のものである。手を伸ばせども、掴むのは容易ではないこともある。
しかし、人間には知恵がある。うさぎがやや疲れて立ち止まったときに、棒などを目の前にちらつかせる。うさぎは注意深くそれを凝視するのだ。僕はそのまま、もう片方の手で、そっと後ろから抑えてうさぎを掴む。
あとは、ヒョイと持ち上げて、ダンボール箱の中に入れてやるのだ。うさぎは暫く悔しがって、箱の中を右往左往とする。箱を娘の部屋まで戻したら、宥めの供え物として、美味しい牧草をひとつかみ。これで大丈夫w
うさぎは、ムシャムシャとやっているうちに、悔しかったことなど忘れてしまう。そして、そのうちに、明日になるのである。こうして、日々は続いてゆくのだ…。
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娘の入学手続き書類の中に、英和辞典の指定が書かれていた。「大修館の『ジーニアス英和辞典 第5版』を用意して下さい」との事である。紙の辞書でも、電子辞書でもOK。ジーニアスは確かに良い辞典である。僕も、ジーニアス英和大辞典を電子辞書で愛用している。しかし、今時分は旺文社のオーレックスの方が、学習用にはもっと適した英和辞典なのでは、と僕なんかは思う。まあ、そんなことを言っても仕方がないので、下の電子辞書を早速ポチっておきましたw 明日には届くことでしょう。
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