ぬるい風しか出なかった筈のエアコンが、文字通り、息を吹き返してしまったのだ…

宇宙・天体

トップの写真は、先達ての週末に撮ったもの。ニコン P900に、減光フィルターをつけて撮影。強烈な日差しの太陽と、その周辺のわた雲。フィルターを通しても尚、眩しくあついのである…。

僕は、会社員時代に、出張でしばしばマレーシアへ行っていた。年に1~2度の割りだろうか。通算では、十数回ほど行ったということになると思う。でも、20回には届かなかっただろう。
彼の国は、地図上では、ほぼ赤道直下にあると言ってもいいと思う。従って、非常に暑い。特に、日差しの強さを感じたものだった。そのせいか、どの車のサイドにも、サンシェードが吸盤で貼り付けてあった。

そして、先方企業の人は誰もが、「マレーシアは、太陽光線が強烈だからね…」と苦笑しながら言っていたものだ。オフィスが入っている建物の窓は、雨戸を閉じたたままにするか、黒っぽいフィルムをガラス一面に張ってあるかの、どちらかだった。
僕はいつも、それらを見る度に、日本の夏も確かに暑いけれども、日差しの強さはマレーシアの方が断然上だなあ…と感じていたものだったのである。それは、10年くらい前までの話だ。

しかし、特に今年の夏は、日本における太陽光線の強烈さというものが、マレーシアで感じたそれに、極めてよく似ているように思う。昨今の暑く強い日差しは、僕にいつもマレーシアを想起させるのだ。
勤務先の塾の夏期講習が、既に始まっている。僕は、時間割の都合上、いつもより早く出勤する。まだ日が高いうちに自転車に乗っていると、じりじりと腕や首筋へ刺すように感じられる暑さ。これは、あの国でよく感じていた、実に懐かしい感覚なのである…。


さて、先達ての投稿で、エアコンがヌルい風を出すようになってしまった、ということを書いた。
ひとつは、リビングにあるエアコンである。これは、一昨年くらいに、そのような症状を出すようになってきた。そこで、コンセントを抜いて、使わないようにしていたのである。

その代わりに使うようになったのが、隣室のエアコンだ。リビングのものと同型機である。昨年と今年は、このエアコンを稼働させ、隣からやって来る涼しい風で、夏を過ごしていたのだ。
しかし、最近になって、この隣室のエアコンもまた、ヌルい風を出し始めるようになった。つまり、このフロアにある2台のエアコンのいずれもが、役に立たなくなってしまったのだ。

まあ、そのこともあって、僕は先週、縦3m横2mの日よけシートをベランダに取り付けた。これは、外からの目隠しにもなるので、ガラス戸を全開にしておくことが出来る。風が吹き込んで、実に涼しいのである。
…と、思っていた数日後、ふと2年ぶりくらいに、リビングのエアコンのコンセントを差し込んでみた。ちょっと、こいつを動かしてみよう、と考えたのである。

(斯様に高年式のエアコンなのだ…)

すると、な、何と、やおら涼しい風がスイーッと出始めたのだ。ヌルい風しか出さなかった筈なのに、びっくりである。全くの正常運転だ。エアコンというものは、暫くのあいだ休ませていると、こうして自然に快癒するものなのだろうか?はてさて。

それから、うちには、別階にもう一台エアコンがある。こちらはN社製。元々、僕のPCと音楽機材を置いていた部屋があって、数年前から娘が使うようになったのである。その部屋のエアコンだ。
これは、以前住んでいた場所から移設したものなので、上の写真のエアコンよりも、更に年式が古い。もう20年選手だ。これもまた、数年前、既にヌルい風を出すようになったので、コンセントを抜いて放置していた。

(更に古いエアコンが、もう一台…)

僕は、先程のエアコンが見事、再び涼しい風を出すようになったので、このエアコンでも、同じことを試してみた。具体的に書くと、コンセントを差し込んで数時間から数日ほど待つ。それから、運転ボタンを押す。これだけである。
すると、この部屋のエアコンも、正常に運転し始めたのだ。涼しいこと、この上ないw 娘は大喜びだ。かたや、当の僕自身は、何だか狐に騙されたような不思議な感覚である…。

そんな訳で、久しぶりにエアコンを稼働させてみたら、2台がまた使えるようになりました…ということなのだ。ちなみに、最近ヌルくなった、あのエアコンは、まだ相変わらずヌルいままである。このコンセント作戦は、通用していない。

実は、かみさんの知り合いが、エアコンを一台、譲ってくれることになった。2~3週間くらい前に貰った話である。聞くところによると、引っ越すことになったので、まだ3年ほどしか使っていないものを譲りたいとのことだった。
この話が出た当時は、うちの3台あるエアコンのうち、2台がまだ使えない状態にあったので、さてどちらに付けて貰おうか、と迷っていたのだ。でも、状況はがらりと一変したのである。

仕組みはよく分からないけれども、何故か復活したふたつのエアコン。この取り分け暑い今年の夏には、実に助かる現象である。加えて、うちにやって来るようになった、もう一台。その取り付け作業は、今週実施される…。


(最後に、先週の金曜日に撮った月の写真を。絵に描いたような半月だった…)

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僕の最近の愛聴盤。イタリアの作曲家、エンニオ・モリコーネのコンサートDVDです。ノスタルジックな旋律に、独特の柔らかな響きの和声が、清涼感と郷愁を感じさせる。加えて、映像には水都ヴェニスの風景も加わり、実に涼しげ。モリコーネの音楽が、こんなにも夏に合うなんて、今まで知らなかったよ…という感じ。本当に、素晴らしい。これは、最高レベルの映像音楽作品だ。是非とも再販を!

『エンニオ・モリコーネ~ピースノート:ライヴ イン ヴェニス』 [DVD]
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