うさぎがケージの中で、新聞紙と格闘する様子を激撮(?)したのだ…

うさぎ

うちのうさぎは、実に遊び好きである。普段は、ケージの中にいるけれども、入り口の扉はいつも開けてある。

すると、どうなるか?それでも、いつもはケージから出てくることは余りない。自分のおうちが大好きだからである。しかし、僕が早朝の仕事に行くときには、その中には大抵いないものだ。
うさぎはそのとき、ケージのすぐ隣に置いてある玄関マットの上に佇んでいる。きっと、人が寝静まっている間、ケージの外に出て遊び回っているのだろう。ある朝には、まだ暗い娘の部屋の中に入っていたこともあった。

闇に近い暗がりの中に、白くて丸っこいモノがボンヤリと見えたのだ。娘が眠っている隣で、ジッとお座りをしていたのであるw 僕がその姿を認めるまでは、ずっと部屋のなかをピョンピョンと跳ね回っていたのかも知れない。
外遊びが偶にしか出来ない分、家の中ではそうやって、ある程度は自由に動き回れるようにしてある。それに加えて、うさぎがケージの中で時折やる遊び(?)がある。新聞紙との格闘だ。

それは、突然に始まる。やおら、足元に敷いてある新聞紙の端っこを咥えて、首を上に向けるのだ。すると、紙がビリビリと音を立てて裂ける。また、別の端を咥えて、持ち上げる。破ける。この繰り返し…。

上の写真は、うさぎがそんな動作を2〜3回ほど行った後に撮影した。それだけでもう、ケージの床に敷き詰めた新聞紙は殆どが持ち上がり、このような荒れ放題の有り様になるのだw

新聞紙を咥えてカメラ目線のうさぎ。上に書いたように、ケージの入り口はいつも開けたままなので、破いた新聞紙がケージの外に放り投げられていることもある。うさぎが自分で、外に捨てているのだw

新聞紙を破いたり放り投げたりしているときには、動きが激しいので写真がどうしてもブレてしまう。今回の投稿では、そんな訳で、うさぎがブレた写真が多くなるかも…。

まあ、それだけよく動いているということなのだ。上の写真は、そんな中で、小休止的に動きが止まったところ。ふと我に返ったように、ポカンとした表情をしているw

数秒の後、また激しく動き始める。今度は、ガサゴソと、頭を使って新聞紙を動かしている。頭を使う、と言っても、頭脳ではなく、意外と固い頭蓋骨を使っているのだ。うさぎは結構、こうした頭の使い方をする動物である。
例えば、僕がケージの中に置いてある木の箱に干し草を補給してやろうとする。すると、一刻でも早くそれを食べたいうさぎは、頭で小突くようにして僕の手を押すのである。手が邪魔で草が食べられない、という意味なのであろう。

また、うさぎは小休止。写真の手前側に、ケージの外の方へはみ出した新聞紙が見て取れると思う。こんな風にして、ケージの中と外で、新聞紙がひっちゃかめっちゃかにされるのであるw

さあ、もうひと暴れダゾ、と言わんばかりに再開。また新聞紙を咥えて、ビリビリと破く。はたから見ていると、何だか楽しそうと言うよりは、必死だねえ…という感じなのである。とにかく一生懸命にやっているのだ。

この必死の形相とでも言うべき目つきが、お分かりいただけるだろうか?週に一回ほど、特に時間帯を決めてあるわけでもなく、周りに人がいるいないにも拘らず、突然に新聞紙ビリビリを始めるのだ。

さて、この目的は一体何だろうか?ストレス解消かな、というのが最も一般的な見解だろうと思う。それとも、我々人間には見えない仮想敵のようなものがいて、それと戦っているのだろうか…?何れにしても、動機が不明なのであるw

またまた、一休み。この辺りで、今回の新聞紙ビリビリは、お開きとなった。約10分間の出来事だったのである。この後、かみさんが仕事から帰って来た。うさぎは「あらー、またビリビリしたのー?」と言われて、新聞紙をすっかり入れ替えて貰ったのだ。

そうそう、先週だっただろうか、4ヶ月振りくらいにうさぎの体重を測ってみた。前回の計測では、1.4kgだったのである。そのときは、僕がうさぎを抱っこしながら体重計に乗った。
今回は、多少聞き分けが良くなったので、うさぎだけを体重計に乗せて測ることが出来た。数秒後には下りてしまうのだけれども、体重はちゃんと表示された。何と、前回と同じ1.4kgだったのだ。

見た感じでは、以前よりも丸々として来たような気がしていたのだけれども、数字には変化がない。意外なものである。つまり、このうさぎはこの辺りの大きさで成長が止まる種類なのだろうか?
まあ、あんまり大きく成長して、いま使っているケージが手狭になるのもどうかと思うので、その意味では丁度いい大きさなのかも知れない。抱っこ等もしやすい重さと大きさである。

トップと上の写真は、先日、外遊びをさせたときに撮った写真。僕がミント摘みをした日である。ねこは多分、寝ることがいちばん好きな動物なのだと思うけれども、うさぎが眠っているのは殆ど全く見たことがない。
きっと、草叢を跳んで回ったり、新聞紙と格闘したり、そうやって遊ぶのがいちばん好きなのだろう。いつも草や野菜、果物などしか食べていないのに、身体は案外とマッチョなのである。筋肉質なのだ。実に、元気な動物なのである…。

……

タイトルとURLをコピーしました