最近は、寝ている間に夢を見ても、ストーリーが細切れで、あとから思い出しても上手く纏まらないことが多い。しかも、夢の中でも、そう考えているw 「嗚呼、よく分かんない夢だなあ。これは、あとで文章に書けないかもね…」と。
例えば、きょう見た夢は、こんな感じだった…。その前に、ふたつくらい見たようなのだけれども、内容はぼんやりとしている。ちゃんと思い出せるのは、最後のものだけだ。
僕は車を運転していた。愛車の黒いセダンで、近所の道を走っているらしい。でも、いつになく混み合っていて、ごちゃごちゃと停まっている他の車の間を通り抜けるようにして行ったのである。
それらから漸く抜け出すと、空いた道を真っ直ぐに進んだ。すると、黄昏時の薄暗い道路の彼方から、一台のスクーターがこちらに向かって走って来た。
反対車線ではなく、こちら側を走行している。つまり、逆走だ。しかも、相当の速度である。僕のヘッドライトは、スクーターの上で俯いたまま片手でスマホ弄りに夢中になっている男を映し出していた。
そいつは、こちらに全く気づいていないようである。僕がクラクションを鳴らすや否や、スクーターは僕の車のフロントバンパーに当たった。しかし、男は弾き飛ばされるでもなく、何のダメージも受けていない。
しかも、素早くUターンして、僕の車と並走を始めた。スクーターに乗って、こちらに向かって何か叫んでいる。文句を言っているのだろう。しかし、逆走をしていたのも、前を全く見ていなかったのも、あちら側なのである。
僕は内心、面倒な奴が来ちゃったものだなあ…と考えた。そうだ、こんなときにドライブレコーダーが車に付いていれば良かったのだ、とも思った。僕の車には、それが取り付けられていないのである。
もし動画が撮れていれば、ぶつかる前やその瞬間の様子が一目瞭然だ。どれだけ多くの言葉を尽くすよりも、そちらの方が良い。警察だって保険会社だって、それを見れば分かってくれる筈だ…。
そんなことをつらつらと考えながら運転し、よし今度、ドライブレコーダーの機種をよく選んで買ってみよう。そう思った瞬間に、ふと目が覚めたのだった…。
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最近、夜明け前の午前4時半頃になると、東の空に明るく3つの星が見える。日にもよるけれども大体、二等辺三角形を描いているのだ。今朝も、早朝の仕事に向かいながら、何度も眺めた。
3つの内のひとつ、ひときわ明るいのは金星だ、ということはすぐに分かった。明けの明星である。もうひとつは、やけに赤い。今は冬なので、この時刻にはきっと、さそり座のアンタレスが見えているのだろう、ということにも気づいた。
あとのもうひとつは何だろう?金星ほどではないにせよ、結構明るいので惑星のどれかだろう。でも水星という程の輝きでもない。多分、外惑星のいずれかだ。
土星は今、太陽のそばにくっついて廻っている筈。火星はもっと後から遅れて昇って来る。従って、残るは木星しかないだろう。そう特定した。薄ぼんやりとした茶色というのも、如何にも木星っぽい。
帰宅後、星座表アプリで確認してみると、果たせるかな、やはり金星と木星、そしてアンタレスの三つ巴の三角形なのであった。
トップの写真は、そのスクリーンショット。実際の夜空も写真に撮っておきたいのだけれども、出掛ける前にそんな暇はないのだ…。これで我慢しておこうw
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さて、下の3枚の写真は、きのう撮った自衛隊の輸送ヘリコプター。斜め下のアングルから、煽るように大きく写すことが出来た。4つの脚が、マンチカンの短いそれのようにも見えて、何だか可愛らしくもある。
僕は、十数年前の自衛隊まつりで抽選に当たって、この輸送ヘリに体験搭乗したことがある(それについての投稿は、こちら)。
間近で見ると、機体もエンジン音も大きい、実に大迫力のパワフルなヘリなのだ。都内上空を遊覧飛行して貰ったのを、今でも鮮明に覚えている。とても良い思い出だった…。
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下のリンクは最近、中古で買ったCD。坂本龍一キョージュが歴代のNHK大河ドラマのテーマ曲をセレクトしたという、コンピレーション盤。何年も前にこのようなCDが出ていたということを寡聞にも知りませんでした…。どうやら、キョージュが「八重の桜」のテーマ曲を担当していた当時、NHKで「坂本龍一 音楽で楽しむ大河ドラマ」というTV番組が放送されたようです。多分、その番組の連動企画として制作されたCDなのでしょう。
僕は、もう20年以上も前になりますが、NHK大河ドラマテーマ曲集のCD(2枚組)を買ったことがあります。武満徹や冨田勲などなど、名だたる作曲家の面々の音楽を纏めて聴くことが出来るので、かなりお得感のある、お気に入りのCDでした。このキョージュのコンピレーション盤では、1966年から2000年までの16曲がセレクトされています。更に、ライナーノーツには、キョージュのコメントが数ページに渡って書かれており(…というか、番組内容からの書き起こしでしょう)、何故この曲を選んだのか、という理由が実に興味深いです。これはある種の、大河ドラマテーマ曲のベスト盤として楽しめる一枚だと思います…。ブラウン管TVを模したようなデザインのジャケットも秀逸。
『坂本龍一 選 音楽で楽しむ大河ドラマ』
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