今冬はインフルエンザ対策として、これを部屋に置いておくことにしたのだ…

その他

トップの写真は、早朝の仕事に行く前に急いで撮った一枚。きょう、この構図になるのを数日前からずっと待っていたのだ。

薄曇りながら何とか晴れていて良かった。下弦の月と木星と金星とがほぼ(一直線ではないけれども)並んだのである。そこに、へびつかい座の星が一緒に入った。
金星は相変わらず明るい。明けの明星というわけである。月のすぐ下に位置する木星は、雲にやや掠れてしまったか…。でも視認することが出来る。

それらの向かって左に見える、やや明るい星はへびつかい座のη星だ。2等級である。実は今回、さそり座のアンタレスを狙っていたのだけれども結局、見えず。その代わりにこれが写ってくれた。
更に、金星の向かって右の方(写真の右下部分)には、同じくへびつかい座のθ星(3等星)がいるのだけれども、ちょっと暗くて確認しずらいだろうか…。これら4つの星が台形の形に並んでいる。

あと、ズームで撮った月も下に。薄雲で、光が滲んで写った。欠け際には、クレーターのシルエットが見えて、ギザギザとしている。

さて、僕は毎年冬になると、早朝の仕事場の半ば義務のようなもので、インフルエンザの予防接種を受けている。無料なので、いつも有り難く利用しているのだ。
ところが、今冬は人数分のワクチンが揃わないということで、あっさりと中止になってしまった。領収書を出してくれれば返金するので、各自が自分で病院に行って受けて来て下さい、と言うのである。

これには参った。僕は病院に足を運んでいる時間など、そうそう見つけられないのだ。何しろ、医者にかかるということも多分、ここ10年以上はなかっただろうと思う。いつも、自分で薬でも飲んで何とかしている。
しかし、息子が受験生なので、例年に増してインフルエンザは大敵だ。予防接種を受けておけば万事大丈夫というわけではないかも知れないけれども、御守り代わりにはなるだろう。

そこで、ある土曜日にやっと時間を見つけて、近所の割と大きな病院へ息子とふたりで行ってみたのである。それが先月の話だっただろうか?すると、受付で、これまたあっさりと「只今、在庫切れです」と言われてしまったのであるw
次回入荷も未定だと言う。まあ、そんなもんだろう、という予感はあったのだけれども。だから、これ以降は、別の病院を探すのをやめた。つまり、今冬はインフルエンザの予防接種を諦めたのである。

しかしながら、上述の通り、受験生がいるので、インフルエンザのウィルスの侵入は防いでおかなければならない。お決まりの、手洗いうがいの励行は勿論必須である。
あとは、リビングのこたつテーブルの上に、化学的な御守り(?)を置いておくことにした。クレベリンという。SNSで、あるソフトウェア会社の会長さんが偶々この商品名を出していたことがあったので、何だろうと調べてみたのがきっかけである。

すると、空気中の臭いやウィルスなどの異物を除去する効果があるとのことだった。これは、丁度いい。早速ポチっておいたのである。この季節なので、品薄のため少々入荷待ちとなっていたけれども、数日で届いたのだ。

送料無料の金額になるまで買うために、うちの常備薬である百草丸の大きめの瓶入りを一緒に注文した。百草丸は、急にお腹が痛くなったときに飲んでいる。僕にとっては、子供の頃から欠かすことの出来ない薬のひとつなのだ。

クレベリンは、TVなどで盛んにCMが流れているのだろうか?僕は生憎と、TVは殆ど全く見ないので、よく知らないけれども、きっと以前から有名な商品だったのかも知れない。
上の写真にあるように、二酸化塩素の働きによって、臭いやウィルスが除去されるのだそうだ。二酸化塩素は元々不安定なので、こうして別の何かと結び付いて安定しようとする性質があるらしい(…という、文系たる僕の理解w)。

クレベリンは、買ったときのままではまだ使うことが出来ない。上の説明のように、小瓶の中に添付の顆粒剤を入れるのだ。こうして、二酸化塩素を作る、ということなのかも知れない。ちょっとした実験のようで、面白そうだw

上が、クレベリンの箱の内容物。銀色のアルミパックに顆粒剤が入っている。それから、スライド式のキャップも付いている。使用開始後は、こちらのキャップに付け替えるというわけだ。

では、顆粒剤を投入。その前に、小瓶の中の透明な液体を嗅いでみたところ、無臭であった。理系の息子の話では、塩素は本来、無色無臭であるとのことである。その塩素が、この小瓶の中に入っているのかも?
顆粒剤を投入後、待つこと15分。すると、反応が済んで、小瓶の中の液体はゲル状となった。うっかり零さないようにするための仕様なのだろう。スライド式のキャップの周囲を嗅ぐと、あのプールの水のような匂いが少々した(…気がするw)。

今はこうして、元の紙箱の中に入れられて、こたつのテーブルの上で鎮座している。ちなみに、このパッケージデザインのクレベリンは、バージョンアップ後のもので、当初一部で不評だったらしい特有の匂いを抑え気味に改良したもののようである。
従って、今後購入される向きにおかれては、その点に留意されたら宜しいかと思う。あと、僕が購入したのは、150g入りのもの。効果は「約2ヶ月」とパッケージに書いてあった。丁度、息子の受験の最後までカバーしてくれる長さだ。

こうして、ここにインフルエンザの予防接種の代わりになる御守りを置いておくことにした。息子には受験勉強をくれぐれも頑張って欲しいものと願うのである…。

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下のリンクは、小さめ(60g、約1ヶ月)がふたつセットになったもの。あと、首から下げるスティック型というものもあるようです。用途に応じて選択できるのが良いですねえ…。

「大幸薬品 クレベリン 置き型 60g×2個セット」
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