トップの写真は、今週の火曜日の午後11時50分頃に撮った月。その前日は、生憎の曇り空で観察できなかったけれども、満月だったのだ。よって、上の写真の月は幾分、右側から欠け始めている。欠け際にクレーターが見て取れると思う。
さて、その火曜日の空手教室で、僕は7級の証書を頂くことが出来た。前回の投稿で書いたように、先週実施された、僕にとって初の昇級審査で合格したからである。8〜9級(黄色帯)は飛ばして、7級からのスタートなのだ。
無級の白帯から緑帯へと変わることになるので、帯も一緒に授与されるのかと思いきや、実はまだ貰っていない(僕だけでなく、他の生徒も)。先生のお話によると、「今週末には届きます」とのことなので、メーカーからの到着待ちなのかも知れない。
きっと、来週の稽古のときに頂けるのだろうと僕は心待ちにしている。ちなみに6級も緑帯なので、次回実施される昇級審査で合格しても、まだこの緑帯なのだ。5〜4級は紫帯となるため、僕は少なくとも来年のはじめ頃までは緑帯を締めることになるのだと思う。
(7級証の一部をチラ見せ。松濤館流の虎のロゴ入りです)
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さてさて、そんなわけで空手道の修行にも励んでいる昨今であるけれども、うちではその自主練に加えて相変わらず筋トレにも勤しんでいる。主に、腹筋や腕立て、懸垂などの自重トレーニングといわれているものである。
そんな中、うちに以前から置いてある砂入りのウェイトをもっと有効活用できないものか、と考えていた。単に腕や足首に巻いて使っても良いのだけれども、それだけでは少し単調なのである。そこで、ふと思いついたことがあった。バーベルを作るのだw
僕が士族の末裔だからという訳ではないのだろうけれども、うちには刀が二本ある。勿論、模造刀だけれどもw 打刀(うちがたな)と呼ばれる長いものと、脇差(わきざし)という短いものだ。刃は切れなくとも、持てばズシリと重い。
この刀にウェイトを巻きつけるのだ。打刀に巻けばバーベルとなり、脇差に巻くとダンベルとなろう。早速、やってみた。一応、バーベルにしてみたのが下の写真である。刀を立て掛けたので片方のウェイトが下方に寄ってしまっているけれども。
ウェイトは片側が7.5kg。刀の自重も込みで合計17〜18kgほどのお手製バーベルだ。これを持って、バーベルカールやバックプレスなどを行ってみた。飾り紐があるためにやや握りにくいものの、上げ下げの度に「カチャリ、カチャリ」と音が鳴って心地よい。
そんなことを1週間以上続けているうちに、別のアイデアが閃いた。息子の寝床のそばに、長さ1m30cm程の紙管が立て掛けてあったのだ。直径は4cmくらい。肉厚なので、強度はありそうだ。ひょっとして、これもバーベルに使えるのでは?と思った。
早速、その紙管に巻き付けてみたところ、まるっきりバーベルそのもののように見えるw 実際に手にしてみると、刀のときよりも持ちやすい。以降、この形で使うこととした。それにしても我ながらナイスなアイデアである 笑。
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さて、前回の投稿で出題した英語クイズの解答をば。問題の方をまだご覧になっていない方は、まずそちらからどうぞ。
まず、出題内容の答えだけれども、本文中の”would be compounded”の主語は、ひとつめのページの中にある”any resistance”なのだ。
下のページ写真をご覧いただきたい。前回の赤い下線を今回は色分けしてみた。あと、青い「^」の部分では、関係代名詞が省略されているのだ。
つまり、青い下線部分は、any resistanceを先行詞とする関係詞節なのである。ページがまたがっているので分かりにくくなってしまっているけれども。
そして、そのany resistanceこそが、would be compoundedの主語なのだ、というわけ。これまた分かりにくいことに、緑線の部分が主語と動詞以下の関係となっている。
この下線部の文で不思議というか、今回勉強になったのは、There is 〜の構文で、〜の部分の語句(文法上では補語にあたる)が関係代名詞になったとき一応、目的格と同じ形が適用されるということなのだ。しかも、今回はその関係代名詞が省略されてもいる。
我々英語学習者にしてみたら、やや非文法的な感じがするけれども、この書き手は高学歴の英国育ち、しかもブッカー賞やノーベル賞まで獲った作家なので、誤った文を書いているわけではないのだと思う。その点で、興味深い文例だなあ、とも感じたのであった。
ちなみに、このような文中の補語が関係代名詞となったものを、スタディサプリなどでお馴染みの英語講師である関正生先生は「補格の関係代名詞」と呼んでおられる。なるほど、もともと補語だったのだから「補格」。これは実に言い得て妙である。
あと、英語学習については、一昨日に英語検定協会から突如リリースされた「英検の問題形式 一部リニューアルのお知らせ」という話題などなどがあるのだけれども、これらについては次回の投稿で取り上げたいと思う。
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僕は上述の関正生先生とは、仕事場の塾などで2度ほどお会いしたことがあります。印象を一言で申し上げると、こちらが思わず気圧されてしまうくらいの圧倒的なオーラとともに、とても穏やかで腰の低いスタンスのかた…といった感じでしょうか。周囲からのサインやツーショットでの写真撮影にも応じて下さる気さくな一面もあります(…ちなみに、これは仕事場の慰労会での出来事です)。
さて、下のリンクはその関正生先生の近著です。普段の英語学習で必要とされる文法事項が一通り網羅されている大変に素晴らしい一冊となっています。対象は大学受験生から社会人一般までといったところだと思いますが、説明がとても分かりやすいので、英語が得意な高校受験生にとっても参考になるでしょう。特に、私立高校の入試では高校の学習範囲も出題されるからです。他の文法書では今ひとつよく分からないという方々におかれては、是非とも一度お手に取ってみては如何でしょうか。
関正生 著『真・英文法大全』
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