マクドナルドの株を買ったのだけれども…(前編)

その他

僕は、日本マクドナルドの株を保有している。単位株の100株だけ、なのだけれども。

何かと、毀誉褒貶の多いという気がするマクドナルドだけれども、この株を買ったのには、ちょっとした理由があるのだ。
実は、17年前に息子が生まれたことがきっかけなのである。

米国では、子供が生まれた記念に株を買っておく、という慣習を持つ人たちがいるのだそうだ。その際には、子供に関係している銘柄、または、子供が喜びそうな銘柄を選ぶのだという。
そして、進学や結婚など、まとまったお金が必要となったときに売って、その費用に充てるのだ。それまでは、株主優待で楽しむことが出来る、という訳なのである。

僕は、息子が生まれる少し前に、上のような話を何かで読んだ。そして、そのときは幾ばくかのお金があったので、僕も子供が生まれたら株を買ってみよう、と考えたのである。(単に、影響されやすかったのだがw)

西暦2000年になったばかりの頃で、その当時は、外資系おもちゃ屋のトイザらスが少し流行っていた。通勤の道すがらにも店舗があったので、この銘柄にしようか、とも思ったけれども、やめた。おもちゃ屋の優待券を貰っても、それほど多くおもちゃを買いに行くような気がしなかったからだ。

ディズニー系の企業も、一瞬考えたけれども、そもそも僕は、ディズニーが(ごく一部の作品を除いて)あまり好きではないw だから、これもやめた。

その次に考えたのが、日本マクドナルドだった。何だか米国系企業ばかり候補に挙げていたような気がするのだけれども、日本企業で子供が喜びそうなところが、取り敢えずは何も思い浮かばなかったのである。(さて何処か、あるだろうか?)

調べてみたところ、株主優待は、バリューセット(ハンバーガー+サイドメニュー+ドリンク)の食事券が、当時は100株で10枚。これが年に2回送られて来る、というのである。僕は、ファストフードが割と好きな方なので(ちなみに、作家の森博嗣氏もお好きだそうだ)、株主優待券を貰って、休みの日にでも家族で食べに行くのも良いなあ、と夢想した。

早速、ネットで、日本マクドナルドの株価を調べてみたら、3,500円過ぎを推移している。単位株の100株で、35万円。このくらいなら買えそうだ、という訳で、あるネット証券会社に口座を作って、3,600円くらいのタイミングで買ったのである。
実は、僕が株を買うのは、これが初めてだったのだ。勿論、短期で売るつもりではなかったのだけれども、その後の株価の変動には、実にやきもきさせられたことも、あったのだ…w

(後編に、続く)

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日本マクドナルドの創業者といえば、藤田田(ふじたでん)氏。藤田氏の本は、一部で物凄いプレミアム価格になっているものがあります。下は、その一例です…。

藤田田著『ユダヤの商法―世界経済を動かす』
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