羽田空港着の新飛行ルートを、またまたウォッチングなのだ…

宇宙・天体

きのうの朝は、午前4時半頃に起床すると、気温がマイナス2度余りであった。その後、6時半過ぎの日の出の頃までにはマイナス3度まで下がったようである。この朝は、何を触っても手や指が冷やされたものだ。

それから帰宅すると、ちいーの園の花たちが一斉にクタリと下を向いていた。余りの冷え込みに萎れたらしい。慌てて、ジョロ代わりにペットボトルに入れた水(液肥入り)を遣ろうにも、中身がシャーベット状に凍っている。シェイクして融かしながら、水遣りをした。
その効果があったのかどうか、1時間も経つと徐々に花弁が上向いているのが見て取れたのである。それが、トップの写真だ。日中は陽当たりも良くなってくるだろう。この花たちにとっても、珍しいくらいの冷え込みだったのかも知れないと思う…。

さて、早朝の仕事の帰り道、雲ひとつない真っ青な虚空に、双発の中型ジェット旅客機が白い飛行機雲を長く伸ばして飛ぶのを見た。成田発だろう。ということは、まだ高度は8000m某程度の筈。
それでいて、あの濛々たる白雲である。上空が如何に冷温であるのかは、それだけで充分に察することが出来ようというものだ。そこはマイナス何十度だろうか?暖房の効いた車内で、僕は機体を一頻り見つめながら、そんな想像を巡らせていた…。


さて、羽田空港着の新飛行ルートだけれども、一昨日は実施されなかった。余りにも風が強かったせいだろうか。それとも、当初から予定していなかったのか…?
でも、きのうはまたまた、午後3時から行われたようである(その後、すっかりと暗くなった午後5時半や6時頃になっても幾つか飛んでいた)。そこで、最初の方の3機だけ撮影してみた。以下、ご披露しようと思う。

上は、ANAのボーイング787。高度は1400mくらいだけれども、主翼のレジ番が読み取れるくらいにクリアに撮れた。新ルートで右から左へ行くのは、撮影場所から3〜5kmくらい向こうを飛んでいるのだ。この距離だと、エンジン音が実によく聞こえる。

上もANAで、こちらの機種は777。この機体の全長は、上述の787よりも10m以上は大きいだろう。高度などは上の787と殆ど同じだけれども、地上から見て、その堂々たる姿はやはり、777の方が遥かに迫力がある。こちらも、レジ番が読めるんだぞw

上の機体は、撮影場所から8〜10kmくらい向こうを飛んでいる。高度は1200m程だ。このくらい離れていると、ニコン P900の光学ズームをほぼ目一杯使って撮ることになるのだ。
この真っ黒なジェット旅客機は、スターフライヤーというLCCである。新ルートになってから、僕は初めて撮った。機種は、エアバスA320という小型機だ。

さて、変わって、夕刻。上は、午後5時頃に撮ったものである。西陽にほんのり朱く染まっているジェット旅客機だ。ちょっと珍しく、エア・カナダの機体を撮影できた。ちょっと見えにくいけれども、垂直尾翼の赤いカエデのマークが目印。
機種は、ボーイング777。このルートがまだ不慣れでおられたのか、北側コースのやや南寄りを飛行して行った。だから、撮影場所の正に真上になったのだw

下のように、10数kmほど西の向こうから近づいてきたときに、この機が既に、主翼の付け根にある着陸灯を点け始めていることに気づいた。上の写真でも、それが確認できる。それにしても、777はデカいw トロントから遥々、ようこそ東京へ。

下の写真は、ついでに一発撮りした、この晩の月。丁度、東から高く昇ってきたところであった。これは十三夜の月だったのだろうか、さて…。ちなみに、満月はこんどの日曜日である。


さてさて、前回の投稿でご紹介した、天才鬼才指揮者テオドール・クルレンツィスの新作、ベートーヴェン「交響曲第5番『運命』」だけれども、タワーレコードオンラインでのランキング(クラシック・予約ランキング)をウォッチしてみたのである。

下のスクリーンショットは、予約が開始された2月5日の分である。デイリーランキングなので、毎日更新される。やはり、クルレンツィス指揮のベートーヴェン『運命』が1位だったのだw
ちなみに、その前日のクラシック・セールスランキング1位は、その左側にサムネイルが表示されている、武満徹の傑作選だった。今でも尚、売れ続けている武満氏もまた実に凄いと思う。

そして、 2月5日に続いて、6日も下のように、クルレンツィスがクラシック・予約ランキング1位だった。7日も1位なるかどうか、見ものである…。

でも、7日は何と4位に下がっていた。ところが、よく見ると、5位にも同じくクルレンツィスのベートーヴェン『運命』がある。こちらは輸入盤なのだ。この日から予約受付が始まったらしい。多分、そのために予約が分散して、結果的に順位が落ちたのだろう。

僕が予約したのは、国内盤の方。直したくなってくる箇所が少々散見されるライナーノーツの日本語訳をチェックして、その部分を和訳し直してみるのが楽しみなのだw(それに関して、以前の投稿は、こちらこちら…)

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先日、Amazonでも、クルレンツィス指揮のこの『運命』が予約開始されました。僕の想像ですが、きっとこのCDは昨年の内にリリースするつもりだったのでしょう。それが、クルレンツィスが多忙の中、スタジオワークに案外と多くの期間を要してしまい、この時期にずれ込んだのかも知れません。いずれにせよ、例年通り今年の秋辺りにも、もう一作(きっと、これもベートーヴェン)が発売されるのではないか、と予想します。そして、かねてからの噂通り、ゆくゆくはベートーヴェンの交響曲全9作を全て揃えるのでしょう。如何でしょうか…?

テオドール・クルレンツィス「ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 作品67『運命』」
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