どうも有難う、マクドナルド…

以前の投稿で書いたけれども、僕は、息子が生まれたときに、その記念として、日本マクドナルドの株を100株買った。17年前のことである。

何処かで聞いた話によると、米国では子供の誕生に合わせて、子供の喜びそうな銘柄の株を買い、その子の進学や結婚など纏まったお金が必要なときに、その株を売ってお金を作る、という習慣を持っている人がいるそうなのだ。つまり、僕は、それを真似したのであるw

そして、その株を昨日、とうとう売った。
昨日を選んだのは、株主優待の権利確定日だったので、翌日になれば下がり始めるだろう、と考えたからである。

結果的に、17年前に買ったときよりも、500円余り高く売れた。100株なので、5万円強の利益確定である。昨日は、それでも何故だか徐々に下がり始めたところで、慌てて売ったのだw（結局、終値は更に下がった）
まあ、欲を言えば、先週もう少し高かった時点で売れば、その分もう少し儲かったであろう。でも、こういうものは「アタマとシッポはくれてやれ」の言葉通り、細かいことは余り気にしてはいけないのであるw
何にせよ、毎年毎年、数千円の配当金と、2度ずつの優待券を貰ってきたのだから、これで十分すぎるくらいだろう、と思う。それらを考えれば、20万円分を超える恩恵を貰ってきたのだと思う。（そうそう、株主総会に出席させて貰ったこともあったなあ）そんな訳で、今まで色々とどうも有難う、日本マクドナルド…なのである。

上に書いたように、そもそも息子の生まれた記念として、いつか息子の何かの役に立てば、と思って買った株である。
今年実施される、息子の修学旅行（…というか「海外研修旅行」と高校は言っている）の支払いに、このまま廻すことになるから、所期の目的は達成なのだ。これは、息子の初めての海外旅行なのである。

一時期は、株価が17年前に買ったときの半分くらいまで落ちた。昨年あたりからようやく持ち直したのである。
それで、僕の株が利益を出すところまで上がってくれたのだから、現在の日本マクドナルドの経営陣は（色々な評価があるようだけれども）、実に大したものだ、と最後に褒めておこうと思う。重ねて、どうも有難う…

こうして、長年保有したものをついに手放したという喪失感は、ややあるけれども、これも次のステップのためだ。
来月には、高校で「海外研修旅行に関する保護者会」がある。勿論、僕が行く。肝心の息子本人は、初めての海外旅行に、何故かちっとも気が進まないようだけれどもw、しっかりと送り出すべく、僕はこうして準備を進めていくのである…。

（上の写真とトップの写真は、息子の高校。トップの写真がやや派手なのは、文化祭のときの飾り付け故。東大や京大などに毎年現役合格者を出している、一応の進学校である…）