レコードプレーヤー、復活の巻(前編)

音楽

もう、昨年のことになるけれども、ディアゴスティーニがジャズのLPレコードのシリーズを始めた、と聞いて創刊号を買ってみたことがある。マイルス・デイヴィスの『Kind of Blue』である。(僕にとっては、ピアノがビル・エヴァンスであることも、嬉しい…)
創刊号の値段は、990円だった。特価とは言え、今どきジャズの新品の重量盤LPが、この値段で買えるのは有難い。

僕のレコードプレーヤーは、SANSUI製のベルトドライブで、天井裏の物入れの中にずっと仕舞ってあった物だ。1万円台の廉価な機種である。ターンテーブルを駆動させるための、ゴムのベルトが伸びてしまって、もう10年くらい使っていなかったのだ。
そのベルトは、部品として取り寄せるとなると、1本だけで1,000円くらいするのではないだろうか。これがないとプレーヤーを使うことが出来ないとはいえ、ちょっと高いと感じられた。それで、使われないまま、長年放置されてきたのである。

そこで今回、そのベルトの代わりとして、輪ゴムを試しに使ってみた。ダメ元である。書類の束などに使う、太いタイプのものだ。取り敢えず手元にあった2本のうち、1本目はやや古くて伸びていたのか、全く回転が遅く、聞いていて気持ち悪くなってくるくらいだったw
もう1本の割と新しい輪ゴムに替えてみたら、これもやや遅く感じられるものの、まあ十分聴くに耐え得る回転だ。ある映画のサントラLPでタイムを計ってみると、表記されているタイムより2.5%くらい長めだということが分かった。(4分40秒の曲を4分47秒で演奏していた)

ちなみに、カセットテープは、テープ速度の誤差がプラスマイナス1.5%以内という許容範囲になっている。つまり、最大で3%の狂いが生じる、ということになると思う。まあ、それを考えると、2.5%程度ならギリギリで許容の内だろうか…(まあ、何と大雑把なw)。頃合いを見計らって、もっと良い輪ゴムを見つけてくるとして、今のところは、これで我慢しておくことにした。

こうして、なんとかレコードプレーヤーをレストアしてから、いよいよ本屋へ。くだんのディアゴスティーニのLPレコードを買いに行ったのである。
店内では、音楽誌のコーナーではなく、週刊誌が並んでいる外の一角に置いてあったものだから、なかなか見当たらなくて、ちょっと探し回ってしまったぞw
そして無事、マイルスのLPレコードを買って、僕はウキウキと帰宅したのだった…。

復活の巻・後編に続く…

 

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創刊号の発売は、昨年の9月だったけれども、今でもたまに、書店等に少しだけ置いてあるのを見かける。お買い得盤です。

『ジャズLPレコードコレクション 創刊号 (カインド・オブ・ブルー マイルス・デイヴィス) 』
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