トップの写真は、にんじんの皮の部分を貰って咥えているうさぎ。娘の手から渡されているところを撮った。ポリポリもしゃもしゃと良い音を立てながら、実に美味しそうによく食べる。
この様な場面を見ていると、うさぎはにんじんが好きだ、というのは本当なのだなあ…と思う。にんじんの皮は、毎日のように出る。最近はこうして、毎回うさぎのところへ持って行く。すると、あっという間に平らげるのだ。
こりゃ、ミニにんじんでもプランターで作り始めた方が良いのかな、と考えてしまう程である。でも、収穫まで何ヶ月かかかるだろう。このうさぎはさて、いつまでここにいるか分からない。
飼い主か引き取り手が現れるかも知れないし、全く誰も来ないかもしれない。未知数である。今のところ、動物病院経由のコンタクトは何も無い。このまま、ずっと世話をすることになるだろうか?
まあ、それでも良いのである。娘が特に気に入って、このうさぎを世話しているし、ねことは何も起きていない。ちゃんとしたケージを買って、本格的に(?)飼い始めようか、とも思うけれども、さて。
今週末は、実に天気に恵まれた。うさんぽ日和なのである。両日とも、うさぎを外に出して、娘と一緒に眺めて、小一時間のあいだ過ごした。うさぎは、楽しそうにしている。
外に出しておいても、決して逃げようとはしない。ある範囲から遠くへは行かないのである。そこまで行くと、自分で引き返して戻ってくる。人間がそちらに行かないので、うさぎもそれに倣っているのだろう。
いつもと同じように、またミントの葉っぱを見つけて食べる。でも、そろそろ飽きてきたのだろうか?こればかり食べるということも、余りなくなってきたような気がする。
ちなみに、ミントの葉っぱとは、こういったもの。緑にやや紫がかった葉をしている。これが何故か、うちの外にはよく生えている。かみさんが以前、育てていたことがあったのかな。そのときの名残りなのかも知れない。
ミント以外の草を食べることもある。ただ、どんなものでも食べるというわけではなく、食べられるものかどうか、自分で判断しているようだ。この小さい葉っぱの草は、ミントの次によく食べている。
昨晩、ネット通販のセールで、うさぎの餌にもなる牧草の3種類セットを注文しておいた。これを主食に与えるつもりである。そうすれば、平日など、うさんぽの出来ない日でも草を食べられるというわけだ。
かなり好奇心旺盛のようで、上のように、茂みの中へ入って行くのが好きなのだ。ひょっとすると、この向こう側にある世界に興味があるのかも知れない。その割には逃げないけれどもw
そうそう、後ろ姿を見ると、しっぽがあることに気づく。普段は、引っ込んでいるのか、あまり見かけない。たまに、ピョコンと飛び出していることがあるのだ。どうも、ねこのしっぽとは仕組みが違うようであるw
低木の根元にどんどん入り込んで行く。この下で、まったりとひと休みすることもある。もしかすると、陽気が良すぎて、うさぎにとって少し暑かったのかも。日陰で涼みたかったのだろうか?
茂みに入ったあと、木の枝が顔にくっ付いて、これが何だか眉毛の様になっているw そこを撮った。この直後、顔をブルンと振って、枝の眉毛はどこかに行ってしまったのだ…。
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さてさて、そんな天気が良い日の、うちのねこ。こたつの横で日向ぼっこである。うちのねこは、滅多に外には出ない。せいぜいベランダで昼寝をするくらいなのだ。
ねこは、暇なときには必ず昼寝をする。1日につき20時間も寝るという説もあるくらいだ。一方で、うさぎが昼寝をしているのを今のところ全く見ていない。箱の中を覗くと、必ず起きている。
きっと、夜はちゃんと寝ているのだろう。とても静かにしているからだ。ただ、かなり早起きの様である。朝5時くらいからゴゾゴゾ動いていて、その音で起こされてしまった、と娘が言っていることがある。(うさぎの箱は、娘の部屋に置いている)
うさぎは、なかなか生態も興味深い動物だ。いつか、ニコン P900のタイムラプス撮影を使って、人間が見ていない間に、うさぎがどんなことをしているのか観察してみようか…。自由研究にも良いかも。でも娘はもう、中学を卒業するけれども。(うさんぽ、次回につづく…)
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図書館で借りて、いま読んでいる本。谷川俊太郎氏が、小澤征爾氏、坂本龍一キョージュ、武満眞樹さん(武満徹の娘)などなど、ゆかりのある著名人や関係者にインタビューして、武満徹の素顔を探っている。特に、娘さんの話が秀逸。武満徹は、どう控えめに見ても、20世紀の大天才のひとりであると、僕なんかは思うのだけれども、家庭では(…でも?)かなりユニークな人だった様だ。これは本当に面白い本なのに品切れ中。文庫化されないのだろうか?
『谷川俊太郎が聞く、武満徹の素顔 (武満徹を語る「インタビュー&対談」シリーズ) 』
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