ヴァンゲリスの新作CDをようやく購入。これは、まさしく耳で聴く、満天の星空体験なのだ…

植物・動物(ねこ以外)

きょうは、朝から雨が降っていた。それはお昼頃までに止み、ちいーの園のビオラは雫を湛えた。それが、トップの写真である。

朝晩まだまだ寒いのに、毎日健気に咲いている。萎れつつある花もあれば、次に咲かんとする蕾もある。ここに植えてからもう、3ヶ月になるだろうか。まだまだ元気なビオラである…。


さて、本日は塾の仕事が休みなのだ。コンビニに届いているヴァンゲリスの新作CD(輸入盤)を、漸く取りに行くことが出来た。例によって、タワーレコードの通販(タワーレコードオンライン)を利用して、セブンイレブンで受け取る設定にしておいたのである。

いつものように、薄くて縦に長い段ボール箱に入っている。僕は、CDを買うときには、Amazonを利用したり、ネットオークションで落札したり、他の中古販売業者から買ったり、さまざまである。
でも、最近はタワーレコードオンラインを利用する機会が案外と多いような気がする。何故だろうか?タワレコオンライン独自のフラゲ(発売日の前日にフライングゲット)というシステムがあるからなのは勿論だろう。僕はこれで、サザンのCDを買ったことがあった。

あとは、タワレコオンラインで貯めたポイントが、500点(500円分に相当)以上溜まってからでないと利用できないという、この一種の不便さ(?)がリピート利用を生んでいるように思うのだ。
そうなのである。タワレコオンラインのポイントは、例えば550点くらい貯まったとしても、その内の500点しか一回の買い物に利用できない。残りの50点はまた後で500点になるときのために残しておくということになるのだ。

また、タワレコは、ポイント10倍セールをよくやってくれる。そのときに対象となったCDを注文すると、1枚につき大体200〜250点くらい付く。すると、ポイントの合計は250〜300点くらいになる。500点に近づいて来たw
数ヶ月後、また10倍セールのときを見計らってBlu-rayか何かを買う。すると、ポイントの合計が550〜600点くらいになる。やった、500点を超えた。次の買い物ときにこのポイントを使おう、ということになる。以降、上の繰り返し…というわけだw

つまり、ポイントを一度に全部使えないようにしておくことで、結果としてリピーターを生んでいるのである。ポイント10倍セールと相俟って、実に上手く組まれているシステムだと思う。
僕は、今回このヴァンゲリスの新作CDを買うまで、その術中に自分が見事にハマっていることに気づかなかった(…鈍いなあw)。でも、タワレコはフラゲなどなど色々と便利なので、とても気に入って利用しているのである。

さて、そのヴァンゲリスのCDだけれども、タイトルは『NOCTURNE(ノクターン)』という。ヴァンゲリスにとって、初のピアノアルバムである。
下は、シュリンクラップを外す前に撮った、紙ジャケットの写真。タイトルの中の「O」の文字が薄月のように象られ、背景には森で撮影したと思われる星空の写真が使われている。つまり、宇宙のイメージだ。

裏側は、主に曲名のリストが印刷されている。下の方には、発売元のレーベル「デッカ」のロゴも見て取れる。このCDは、このように全17曲、約76分の収録だ。

シュリンクラップを破り、二つ折りになったジャケットを開く。ピアノを模したファンシーなオブジェと窓から見える夜空のイラスト。やはり、これも宇宙をイメージしているのだろうと思う。CDの盤面にも星空がプリントされている。

添付のブックレットには、ピアノを弾くヴァンゲリスのお姿が2点。スタジオでのレコーディング風景と思いきや、よく見ると、窓にはカーテンが下がり、床にはカーペットの模様が見える。これは何処かのお宅なのだろうか…?

更に、その写真の横には、”Dedicated to Melia”(Meliaに捧ぐ)という一文が書かれている。ちなみに、このMeliaという名は、このCDの最後の曲である「Pour Melia」(Meliaのために)にも登場する。Meliaとは一体、誰なのだろう?
このブックレット(輸入盤)には、ヴァンゲリスからのコメントやアルバムの解説などは一切掲載されていないので、Meliaに関しては謎のままなのである…。

さて、そんなミステリーは横に置いておいてw、シンセサイザーの巨匠が弾くピアノの音色は、実に神秘的な響きだ。加えて、アカンパニーとなるシンセの音が宇宙の星の動きを大いに想起させてくれる。
ジャケットのデザイン通り、満点の星空のような豊かなサウンドだ。実に、奥深く素晴らしい音楽だと思う…。僕は、リビングのステレオ装置で一度通して聴いた後、自室のサラウンドシステムでも聴いてみた。

2chステレオで聴いても勿論、良い音楽だけれども、サラウンドで尚且つDSPを効かせて聴くと、輪をかけて深みと奥行きが感じられるのである。まるで、全周囲満天の夜空に吸い込まれて星を観察をしているときのような気分だ…。
そんな雄大な星空の体験を至高の音楽で味わうといえば良いだろうか。まさに、ジャケットデザイン通りのイメージなのである。曲目は殆どが新作。その中に、映画で使われた聴き覚えのあるメロディが数曲、登場する。これも、なかなかニクい演出だと思う。

では、最後に、このアルバムの試聴用動画から、映画『炎のランナー』のメインテーマを…。

……
この『NOCTURNE』の国内盤は、きょう発売になったようです。下のリンクは、その国内盤の方。まあ、いずれの盤でも、最新のヴァンゲリス・サウンドによる、深遠なる星空体験に間違いなく誘われることでしょう…。

ヴァンゲリス『ノクターン』
……

タイトルとURLをコピーしました