梅雨の中休みのような宵に、火星と土星が同じ軌道を巡る。地球最接近の日は近づいているのだ…

宇宙・天体

早朝の仕事で一緒になる、話好きのオジさんYさんは、このブログに時折登場している。なかなか興味深い話を振り向けてくれるのである。先達ては、焼売についてだった。

僕が後日、「あのとき話に出た焼売、見つけたので買ってみました。美味しかったですよ」と言ったところ、Yさんはやや悔しそうなそぶりを見せながら、いやあ先を越されちゃいましたか…と返す。
何だか、僕が本当にそれを買ったのを聞いて楽しんでおられるようだw それから、数日経ってYさん、今度は「デイリーヤマザキに、400円のシュークリームが売っていましてね」と仰る。

「一個で400円ですか?家族の分も買ったら、1000円を超えてしまいますね」と僕が言うと、「いやいや、これがかなり大きいシュークリームで…」と、両手を使って直径20cmはあろうかという輪を作る。
それから、「一個でも十分、皆んなで食べられますよ」とも。うちでは、ロールケーキのようなものを買ったら、切り分けて4人で食べる。そのような感覚だろうか。

それから、Yさんは、このシュークリームの中身のクリームはきっとこんな感じだろう、とか色々と想像を巡らせてお話になる。Yさんは、まだそれを買ったことがないようなのだ。
僕も、その話を聞いて、とても興味深く感じられてくるけれども、いかんせんデイリーヤマザキが近くに全くない。20年くらい前ならば、一軒あるにはあったけれども、いつの間にか閉店していた。

きっと、Yさんは、また僕が買って食べてみることを期待しているのだろう。「あのときの、あれ美味しかったですよ」という一言を待っておられるのかも知れない。
でも、こればっかりは買うことが出来るのかどうか、けだし見ものである、我がことながら…。こうしてここに、備忘としてしたためておこうと思う。


昨晩は午前0時少し前に、南天にニコン P900のタイムラプスを仕掛けてから就寝した。

目下最接近中の火星と土星の日周運動を撮るためである。設定上では150分間の撮影だけれども、最後の5分の1くらいは薄雲が出て来たようで、画面が白くなってしまったため、そこはカットした。
上の写真でも、徐々に星の光が暗くなって来ているのが見て取れると思う。これで、約2時間分の日周運動である。下の方に写っている黒い三角は、近所の家の屋根。地上からの光害がやや強めであった…。

向かって左下から中央の方へ明るく延びているのが火星。この写真では意外と、赤くないのである。何故だろうか?あと、中央付近から右の方に、同じ明るさで伸びているのが土星だ。
これを見てふと気づいたのだけれども、地球から見ると、今はこのように火星と土星は軌道が殆ど全く同じなのだ。日周運動の光跡が、あともう少しで繋がりそうなくらいなのである。

これはたまたま、今の惑星の巡りがそうなっているということなのだろう、と思う。ちなみに、木星は現在のところ、もっと仰角高度が高いのである。従って、木星も同じフレームに入れて撮ったとしても、土星や火星の軌道と重なることはないだろう。

さて、土星の地球最接近が、6月28日に迫っている。しかも、その日は満月でもある。加えて、土星と満月が見かけ上、ほぼ横並びに並ぶ。何とも、見応えのある夜になりそうだけれども、天気はどうなるだろうか…?

上の写真は、日周運動の撮影に先立つこと数時間、日没後の、空がまだ藍色に染まっている時刻に撮った月である。この頃も、薄雲が白くさらさらと流れていた。

引きで眺めて撮ると朧な月も、ズームではかなりくっきりと写った。半月から1日過ぎた月齢である。ちなみに、この日は夏至であった。

デジタルズームで更に寄せると、クレーターがこんなにも見える。一昨日も、手持ちで何とか雲間の月を捉えようと撮ったけれども、今回はベランダで三脚の撮影である。なかなか上手くいったと思う。
こうして、梅雨の合間に、2度も月面を撮影できるとは僥倖だ。しかも、上述のような日周運動も撮ることが出来た。週末の夜は再び、曇り空になるのだろう。P900がまた、少し暇になってしまうかも知れない…。

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先日の苫米地氏の近著と並行して、いま読んでいるのが、これ。森博嗣センセイの読書論。まだ半分ほど読んだところだけれども、さりげなく私的エピソードが満載で、ちょっと驚き。森博嗣センセイは森家の長男ではなかったとか、名古屋大学の建築学科は元々第一志望ではなかったとか、他にも都内のあの私立大学を受けて合格したとか、他では目にすることがなかった(ような気がする)お話が多いのでは。森ファンにとっては、そんなサービス(?)も嬉しい一冊だと思うのであった…。

森博嗣 著『読書の価値』
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